2025/04/22 (更新日:2025/04/22)

すごい思考ツール 壁を突破するための〈100の方程式〉

良書

  • こりゃ!すごい思考が身につく!

すごい思考ツール 壁を突破するための〈100の方程式〉
著者:小西 利行
出版:2024年7月
長さ:304ページ
出版社:文藝春秋

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、日々の仕事やマーケティングで抱える問題を解決する100個の思考法を紹介した本です。

「すごい思考ツール」というタイトルの通り、斬新な思考法が身につく気づきがたくさんあります。

著者がコピーライターであるため、商品の販売をベースにした思考法です。

  • ①売上に直結しやすい思考法
    ②センスが爆上がりする
    ③どれも新しい視点が得られる

かなり素晴らしい本です。今までとは違った切り口で売りたい方はぜひ。

【このような方におすすめ】
・アイデアが枯れた…と感じて、言葉に詰まるときがある方
・「売る言葉」が見つからず、いつも同じ表現に悩んでいる方
・今のままでは突破できない“壁”を抱えている方
・仕事や企画にもっと「おもしろさ」を注ぎたいと感じている方
・感覚だけでなく、再現性ある思考術を身につけたい方
・企画や商品に、もう一度“魂”を吹き込みたいと願う方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、コピーライターであり、クリエイティブディレクターです。

100を超えるCMや広告に関わり、1万回以上のプレゼンテーションをされたということです。広告代理店の新入社員補欠から大手のプロモーションを手掛けるまでになられた方です。

本書を読むと、今までと違った視点で商品を売る考え方やアイデアがみつかります。

本書の内容

本書では、新しい思考法が得られるための気づきがたくさん書かれた本です。

100の方程式では、「売れるアイデア」「コミュニケーションやプレゼンテーション」「仕事術」「未来」について書かれてます。

①売れるアイデア

商品には、USPや品質の高さがあります。そして、売るときには、商品ストーリーが使われます。

人生には、隠れた不満やニーズがあります。

この「商品」と「人生」の間に本質課題があり、最終的な問いを解決する糸口が隠されてます。

②コミュニケーション

商品を売るときは、モノを売るのではなく、モノがたりで売ること。人は、商品よりも物語でほしくなり、人に話したくなります。

③仕事術

困ったときこそ、人々の不満に立ち返り、チームのやっていたことに「WHY?」で答えを見つけることで本質課題に行きつくことができます。

④未来をつくる

アップデートよりイノベーションを先に起こすこと。アプデはイノベの後にあることで、イノベのない品質向上は価値を与えないということです。

イノベは、前例がなく、無意味でもなく、不可能でもないことでしか起こせない。

学んだこと

  • ・アイデアはゼロ円でできることから考える(例:バンクシー)

評価

  • おすすめ・・・★★★★★
    読みやすさ・・★★★★★
    学び・・・・・★★★★☆(学びというより、気づきの本)

本書に登場する100の思考ツールは、どれもハッとするような気づきに満ちています。

ビジネスは、「ちょっとした」の視点の変化で大きく動き出すものです。本書には、その「ちょっとした」が、惜しみなく散りばめられているのです。

読むたびに思考が動き、アイデアが生まれ、売上に直結するヒントが見えますので、おすすめです。

名言

  • 斬新なアイデアはいつもルールの先にある P29
    壁を突破して、世間でできっこない!と言われることを、緻密に考えて実現できると、大きく広がる P31

    「セクシーな歌手にセクシーな歌を歌わせない」という考え方。
    その、意外性こそが世の中を魅了するというエンタメの極意 P34

さいごに

著者のコピーライティングやコンサル、セミナーのあとに変化がみられる方が多いのではないかと思います。

コピーライティングの気づきと行動を与えられる素晴らしい方です。

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