2025/04/10 (更新日:2025/04/10)
マーケティング10の大罪
マーケティング10の大罪
著者:フィリップ・コトラー (著), 恩蔵 直人 (編集), 大川 修二 (翻訳)
出版:2005年1月
長さ:206ページ
出版社:東洋経済新報社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、マーケティング担当者がやりがちな失敗を「10の大罪」として紹介した本です。
マーケティングおいて、何かの間違いがあると、効果と効率を下げて、成果をうまく産み出せなくなってしまいます。
もし、大罪を犯してしまっているなら、「マーケティング10の大罪」から罪深き行いを悔い改め、「効果的なマーケティングの10戒」の実行をしましょう。
【このような方におすすめ】
・売れない理由がわからず悩んでいる方
・がんばっても成果が出ないと感じている方
・チームの動きがバラバラに感じる方
・理論と現場が噛み合わないと感じている方
・競合ばかり見て本質を見失っている方
・自社のマーケがズレている気がする方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者のフィリップ・コトラー氏は、ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院で特別教授であり、「近代マーケティングの父」「マーケティングの神様」とも呼ばれる方です。マーケティング業界に携わる方でコトラー氏を知らない方はいないほどです。
【著書 コトラーマーケティングシリーズ】
・コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
・コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則
・コトラーのリテール4.0 デジタルトランスフォーメーション時代の10の法則
・コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略
・コトラーのマーケティング講義
・マーケティング10の大罪
本書を読むと、マーケティングでやってはいけないことと、危険が起こるときに犯しがちなことがわかります。
本書の内容
本書は、全10章で1章ごとにマーケティングの大罪が紹介されてます。
マーケティングが失敗するときは、必ず予兆があります。
- ・市場と顧客を知らずに、すべての行いが失敗に終わる
・組織の担当者が能力不足で理想を追うことができない
・目の前のライバルと競争して、潜在的な強敵を見ていない
・マーケティング計画に不備があり論理性がない
・一つの成功で新しいテクノロジーの導入をしていない
これらの予兆を放置しておくと、10の大罪のいずれかに当てはまった失敗を犯してしまうということです。
また、本書の最後には「効果的なマーケティングの10戒」があり、10の大罪を未然に防ぐことができます。
評価
- おすすめ・・・★★★☆☆(大きな組織向け)
読みやすさ・・★★★★☆
学び・・・・・★★★☆☆
コトラー氏がコンサルティング会社や顧客を見てきた経験から書かれた本です。
大罪は、どれもそうではありますが、大きな組織には向くかもしれませんが、小さな個人にはそこまで響かないかもしれません。
名言
さいごに