2025/02/27 (更新日:2025/02/28)
ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則
ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則
著者:ジョン・ケープルズ (著), 神田 昌典 (監修, 読み手), 齋藤 慎子 (翻訳)
出版:2008年9月
長さ:431ページ
出版社:ダイヤモンド社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、
伝説のコピーライター、ジョン・ケープルズが書いたコピーライティングの本です。原書の「Tested Advertising Methods」は、1932年に出版されてから4回の改訂があり、広告業界ではバイブルとして読み継がれているロングセラーです。
かなり素晴らしい本です。マーケッター、ライターの必読書です。
現代で語られるほとんどのコピーライティング技術の生みの親です。その方法を編み出した人の本は言葉の重みが違います。
【このような方におすすめ】
・コピーライティングを始める方
・仕事で文章に携わる方
・テストで成果を改善したい方
・新規集客を増やして売上を伸ばしたい方
・読まれる見出しやタイトルを書きたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、1973年に米コピーライター殿堂入り。1977年に米広告業界殿堂入りとなりました。現役コピーライターのとき、テストを繰り返し、効果検証する科学的な広告の促進をされました。
主な著書は、「Advertising Ideas」(MeGraw-Hill, 1938)、「Making Ads Pay] (Dover Publications, 1957). [How to Make Your Advertising Make Money] (Prentice-
Hall. 1983)などがあります。
内容
「ケープルズの3ステップ方式」では、創造性のある広告を書くために文章の書き方、デザインの表現、テストの取り組み方が紹介されてます。
- 【ケープルズの3ステップ方式(広告作り)】 P7
①見込み客の注意を引く
②見込み客の関心を保つ
③見込み客にこちらの望む行動を起こしてもらう
その他、本書では「広告の戦略」「見出し」「コピーの書き方」「効果を高める20の方法」「問い合わせの増やし方32個」「広告をテストする17の方法」が紹介されてます。
驚くことは、全18章のうち第一章から第五章まで「見出し」についてだけ書かれていることです。見出しがどれだけ重要であるかがわかります。
また、テストによって効果のある広告を見出すことの重要性が説かれているので、「広告のテストをしていない方」「うまく効果測定しきれていない方」向けです。
評価
- おすすめ・・・★★★★★(文章に関わるなら一読必須!)
読みやすさ・・★★★★★(さすが神田さん、超読みやすい!)
学び・・・・・★★★★★(知っているノウハウが違うものにみえます)
100冊の文章術を読むよりも、本書一冊を読むことをおすすめします。
本書は、大変素晴らしい!
もし、コピーライティングや文章術の本を3~5冊ほど読んだことがあるなら本書で学べるコピーライティングノウハウは、今まで学んだことがあるものばかりかもしれません。
ではなぜ、本書を勧めるのかというと、本書がそれらのコピーライティングノウハウの原点であるので、言葉の力がまったく違うからです。
私も読んでいてびっくりしましたが、今まで学んだことがあるノウハウばかりでしたが、語る人が違うとここまで、言葉の重みがあり頭に残るものだと実感しました。
たとえば、同じノウハウでも一般の書籍を読んでいるときは「あー、見出しが重要ね。他でもよく書いてるな」と思いましたが、本書では「え、すごい重要な感じがする。なんで。もっと読んでみよう・・・」という感想だったのです。
コピーライティングノウハウの生みの親が書いた文章、ぜひ本書で体感してください。
名言
さいごに
伝説のコピーライターが書いた広告業界のバイブル。
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