2025/02/23 (更新日:2025/02/23)
100図表販売計画の立て方と手順
100図表販売計画の立て方と手順
著者:宇角 英樹
出版:1990年3月
長さ:229ページ
出版社:経営実務出版
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、目標とする利益を得るために財務を中心とした実践的な販売計画の立て方を解説された本です。
本書のすごいところは、マーケティングの手法や計画を立てる方法論ではなく、利益を確保するために計画の種類と財務から入ることです。しっかりした会社がつくる販売計画が立てられるようになる本です。
それが文字は少なく、片面が図解なのでめちゃわかりやすいです。
【このような方におすすめ】
・販売計画を立てていない方
・販売計画がよくわかっていない方
・短期計画または長期計画しかつくらない方
・計画を立てて実行しても利益にならない方
・計画が途中で実行されなくて困っている方
・財務が苦手なマーケッター
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、全体の計画と細分化された計画まで立てて、ビジネスの成功確率を上げることができます。
本書の内容
本書で紹介される販売計画とは、目標の決定と、それを達成するための経営資源を使った活動の計画とされてます。
目標利益を獲得するために、利益計画、売上高計画、費用計画、仕入計画、販売計画、資金計画、人材計画の具体的な方法で実行できる手順にすることです。担当者個人計画、個別得意先別販売計画、商品別計画など、細分化計画もあります。
たとえば、「利益計画」にしてもさらに細分化された計画に分類があります。詳細な計画によって、販売計画に具体性を与えて、実行と成功の確率を上げます。
販売計画は、PDCAのサイクルで回されます。期間は、長期、中長期、短期で立てられ、結果は数値とグラフで予測し、販売力の分析されます。
評価
- おすすめ・・・★★★★☆
読みやすさ・・★★★★★
学び・・・・・★★★★☆
とにかく、利益を中心に考えられていること。そして、バランスの取れた成長をすることができるようになる本です。
目標、マーケティング手法、計画の立て方などの方法論を教えるものではなく、具体的に売上、原価、限界費など財務に関わる計算から利益を計算し、販売計画を立てるような、しっかりした組織で立てられる販売計画です。
経営と財務の視点からマーケティング計画がつくれるようになります。
さいごに
マーケッターは、売上、経費、利益の3つをみても、財務は専門外であるため知識が少ない方も少なくなりません。
今までみてこなかった財務管理に、気づかなかった販売改善がみえたりします。
中古価格も安いので、一度購入して販売計画の一つを実行することをおすすめします。
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