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書評

• なぜ、グミはガムを超えられたのか？SNSがカギをにぎる！

グミがわかればヒットの法則がわかる
著者：白鳥和生
出版：2024年月
長さ：184ページ
出版社：プレジデント社

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、グミの歴史や人気をひもといて、ヒットの法則を解説した本です。

「グミがチューイングガムの売上高を超えた！」

2017年、ガムの売上高はグミより30%ほど高かったにも関わらず、2020年のコロナ禍でグミはガムの売上高を超えたのです。

グミは、身近な食べ物ですが、ガムの方が手に取る機会が多いのではないでしょうか。

コンビニのガム、焼肉屋のガム、UFOキャッチャーのボトルガム。アニメでもガムを食べるアメリカ人がいても、グミを食べるキャラクターはなかなか思い浮かびません。

今まで優勢だったガムに何が起こったのか？本書では、時代の変化からみるグミの魅力が書かれてます。

【このような方におすすめ】
・ガムの売れ行きのよさを知りたい方
・ヒットしているガムを知りたい方
・ガム関連の仕事をしている方
・グミ関連の仕事をしている方
・ガムが大好きな方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

1990年に日本経済新聞社に入社で小売り、卸、外食、食品メーカー、流通政策などを長く取材。『日経ＭＪ』『日本経済新聞』のデスクを歴任。

2024年2月まで編集総合編集センター調査グループ調査担当部長。国學院大學経済学部と日本大学大学院総合社会情報研究科の非常勤講師で「マーケティング」「流通ビジネス論特講」の科目を担当。

2024年4月に流通科学大学商学部経営学科教授に着任。著書多数。

本書を読むと、なぜグミがガムを超えたのか？ヒットしたグミの裏側を知ることができます。

本書の内容

なぜ、グミはガムの売上高を超えるまでに成長できたのか？

日本では、1980年に明治からグミが発売されました。それから40年間、人口減少の中でも市場は成長し続けています。

本書では、グミを徹底解剖してます。

• ・グミの歴史や起源、市場シェア
  ・グミニーズとは(口臭や集中力アップ)
  ・ガムより人気になった理由
  ・地球グミ大ヒットの背景
  ・メーカーの販売戦略
  ・「ホットの法則」とグミの関係性
  ・世代を超えるファンマーケティング（次世代に継承）

グミといえば、子供が駄菓子屋かスーパーで買うものでしたが、デジタルネイティブのZ世代は、SNSトレンドで大ヒットしたものを購入します。代表的なもので地球グミです。

もちろん、グミのヒットはSNSだけではありません。親や祖父母が好きだったグミを子供や孫に勧める世代の継承が行われたり、小腹を満たすためにグミを食べてタイパやなど、需要は広くあります。

評価

• おすすめ・・・★★☆☆☆（グミ好き、グミ業界とガム業界の方に）
  読みやすさ・・★★★★☆
  学び・・・・・★★☆☆☆（グミの特徴や数値のデータが詳細）

本書は、グミ業界やグミ関連の方におすすめしそうですが、売上高でグミに抜かれたガム業界の方に読まれることをおすすめします。

ガム業界の方は、グミ業界を抜くヒントが得られるかもしれません。

さいごに

グミの魅力を知って、グミが食べたくなる本でもあります。笑

明日、スーパーで子供たちにグミ買いますｗ

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