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書評, 有益

• 競合がたどり着けないレベルで「強み」が発展します

お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門
著者：佐藤 義典
出版：2018年2月
長さ：216ページ
出版社：青春出版社

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、お客様に提供する「うれしさ」を提供することで「強み」を伸ばして、競合がマネできない独自性のレベルにまで発展させてしまう本です。

ベストセラーの「ドリルを売るには穴を売れ」を書かれた佐藤義典氏が書かれているため、とてもわかりやすいです。

【このような方におすすめ】
・強みがなくて困っている方
・集客がうまくいっていない方
・商品をつくっても売れない方
・お客の立場に立てない方
・新しい戦略を探している方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ストラテジー＆タクティクス株式会社の代表取締役社長でマーケティングコンサルティングをされてます。ペンシルベニア大のMBA、２万人を超えるメルマガを発行されてます。

「図解 実戦マーケティング戦略」「ドリルを売るには穴を売れ」「実戦マーケティング思考 スキルを鍛える7つのツール」「マーケティング戦略実行チェック99：理論を実行可能にするチェックポイント」「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」「事例でわかる！実戦BtoBマーケティング」「実戦 商品開発マーケティング戦略」を始め多数の書籍を執筆されています。

本書を読むと、お客が何を求めて、何を提供して、どのような強みを打ち出し、どうやって強みを磨けば１位を取れるのかを学べます。

本書の内容

本書のテーマは、お客様に「うれしさ」を提供して、対価を得ることです。

お客様は、うれしさを求めて商品を購入します。お客様の立場に立てば、商品は当然のように売れます。

しかし、売り手の立場になると「お客様の立場」に立つことが難しくなります。そこで、本書では商品が売れる体系的な理論がマーケティング戦略が紹介されてます。

序章では、お客様は課題を解決したときに「うれしさ」を感じること、「うれしさ」を伸ばせば、競合がたどり着けないほどの強みになることが説かれてます。本書は、序章でさえ、多くの事業者が抱える問題を解決してくれるでしょう。

強みの概念と本質を理解することで、実社会で実用することができます。

第一章では、「うれしさ」はお客様ごとに違うため、ターゲッティングやセグメンテーションで分類されてます。

第二章では、市場で「うれしさ競争」が行われており、競合の存在やお客様がおかれる状況を知ります。

第三章では、競合がいるなかで自社を選んでもらう「強み」をみつけて、第四章で「強み」を競合がマネできないレベルにまで発展させます。

第五章で強みの伝え方、第六章で佐藤義典氏が得意とする戦略BASiCSでこれまで学んだことを戦略的に実行する方法が解説されてます。

評価

• おすすめ・・・★★★☆☆（初心者には★４、中級者に★2～3、上級者に向かない）
  読みやすさ・・★★★★★（最初から最後まで興味を持ちすらすら読めます）
  学び・・・・・★★★☆☆（初心者向けに学びと気づきが得られます）

とにかく、わっかりやすい！

「ニーズ」「ウォンツ」という想像しづらいことが「うれしさ」という一言に集約されているので、強みが見つからない初心者や、強みや独自性をもう一度、勉強したい中級者には最適な本です。

本書では、「お客様のうれしさ」から一切ブレることなく、最初から最後まで解説されていて、読み終えて爽快なほどにすっきりする本です。

名言

• マーケティングとは、けっして小難しい理論ではなく私たちの日常生活の一部なのです　P6
  
  「うれしさ」を高めていけば、それが「強味」となる　P32

さいごに

ベストセラー作家は、切り口も引き込み方も素晴らしいです。

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