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書評, 有益

• 人気著者の４時間の講義を一冊に！

君は戦略を立てることができるか 視点と考え方を実感する４時間
著者：音部大輔
出版：2024年12月
長さ：276ページ
出版社：宣伝会議

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

著者が最も頻繁に開催している戦略講座は、4時間の講義と4時間のワークショップで組み立てられています。

本書は、その4時間の講義を文字にしてまとめたものです。3～4時間ほどで読破でき、最後のまとめだけなら30分ほどで読めます。

本書では、戦略の定義から戦略を組み立てるところまで要点だけまとめられているため、シンプルに戦略を学びたい方にはぴったりの本です。

【このような方におすすめ】
・これから戦略を学びたい方
・戦略を組み立てたい方
・戦略の要点だけ学びたい方
・戦略のプロから学びたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役です。17年間の日米P&Gを経験。その他の企業でもマーケティング組織強化でマーケティング担当副社長やCMOになり、2018年から現在の会社を独立。マーケティング組織強化やブランド戦略を支援。神戸大学の経営学で博士取得。

「なぜ「戦略」で差がつくのか。」「The Art of Marketing マーケティングの技法」「マーケティングプロフェッショナルの視点」「マーケティングの扉」など、大人気作を次々に執筆されてます。

本書を読むと、「戦略とはなにか」がわかり、戦略を組み立てることができます。それも高いレベルで！

本書の内容

本書は、戦略の定義、つくり方、なにを基準にして、どのような資源をもとに判断すべきかなど、ゼロから戦略を組み立てるうえで知っておくべきことが書かれてます。

また、本書は著者の講義を本にしただけあり、戦略をワークとして実行しながら組み立てられます。

評価

実は、本書を読むのに３回挫折しました。

解説が簡潔で読みやすいのですが、読む目的を見出すことができなかったことが原因と思います。

マーケティング戦略には、興味があるのですが本書を読む目的が見いだせず、読み進めていきP182の「戦略の意義と効用」を読んで「本書から戦略を組み立てる理由」がわかり、読む気がわいてから読み直しました。

読み直しのときは、いつもの本のようにすんなり読めました。私のようなのは例外だと思いますが、挫折した場合はP182がおすすめです。

「なぜ「戦略」で差がつくのか。」を読んだ人に戦略の要点を伝えるための本という位置づけもあると思うので、こちらを読んでいる方には本書はすんなり読めるのかもしれません。

さいごに

もはや「参考文献」だけでも著者の勤勉さと優秀さを感じざるおえません。

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