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書評, 良書

• Youtubeの始め方・成功法・続け方の本質をつく本

カンタンに売れるのになぜYouTubeをやらないんですか!?
著者：鴨頭嘉人
出版：2019年12月
長さ：206ページ
出版社：サンクチュアリ出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、Youtubeで信用を積み上げて、社会的にステータスを上げて、ビジネスや人生を豊かにするための本です。

内容は、文章量も少なくて、すごく簡単に書かれてますが、本質をバシバシついてきます。

【このような方におすすめ】
・Youtubeを始めようと思っている方
・ネットで集客をしたい方
・Youtubeの再生数に伸び悩んでいる方
・チャンネル登録者数を増やしたい方
・ビジネスYoutubeに興味のある方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、講演家です。日本マクドナルドで最優秀店長で表彰され、最優秀コンサルタント・米国プレジデントアワード・米国サークルオブエクセレンスと世界の全マクドナルド表彰を受けました。

2010年に独立され、半年も講演なし売上、収入、社員もゼロ、人と会う予定がなく、7年間は厳しい状況がつづきました。2017年にYoutubeに出会ってから集客に困ることがなくなったということです。

「良い情報を撒き散らす」という思いで「鴨頭嘉人（かもがしら よしひと）@kamohappy」のYouTubeで毎日配信をされてます。総再生回数1.8億回以上、チャンネル登録者数100万人超え。

講演や研修を年330回。大規模なものでは、3000人に4時間の単独公演。

本書を読むと、Youtubeを始めるきっかけを得られますが、それ以上に著者の解説の上手さや物事を本質的にとらえる視点に圧倒されます。

本書の内容

本書は、ビジネスYoutuberになって、有益な情報を発信して、ビジネスや人生を豊かにする本です。

このようなことが書かれてます。

• ・なぜYoutubeがよいのか？
  ・ビジネスYoutubeを勧める理由
  ・チャンネル登録者数の増やし方７つのポイント
  ・Youtubeチャンネルの続け方
  ・Youtubeで信用を積み上げてビジネスに活かす

本書では、すべての人が教育者になることを勧めてます。理由は、その業界で常識的なことでも、一般人は知らないことが多いからです。

では、その情報発信をどうやってするのか？それがビジネスYoutuberです。「モノからコトの時代になる」というだけあり、ものがあふれ消費者は価値をみるようになりました。

商品の素晴らしさでは、ものが売れないのです。そこには、価値を伝える物語が必要です。

本書では、物語で価値を伝える教育者となるためにYoutuberで情報発信をして、信用を積み上げてビジネスで活かす方法が書かれてます。

評価

驚異的に本質をつかれていて、圧倒されます。

「Youtubeを始めるきっかけの本」といえば、みんなが知っているあたえりまえのことしか書けないように思いますが、そこに著者がとらえた本質の解説が入るので、１章ごとに深い学びがあります。

前半は、１回読み切りですが、後半のチャンネル登録者数の増やし方以降は何度も読みたくなる内容でした。

また、本書の出版時期も素晴らしく、2019年12月出版でそのあとに2020年3月のコロナショックが起こり、ビジネスYoutuberブームが来ました。

「おもしろい」「説明がうますぎる」「本質をついている」

Youtubeを始めるきっかけになる良書です。

「Youtubeの始め方」「Youtubeの成功方法」の本を探している方は、本質的に「どうやったらうまくいくか」を探していると思いますが、本書ではきっかけとヒントが得られます。

さいごに

最後の章の「Youtubeで世界を変える」は感動しました。

2012年9月にYoutubeで初投稿をされたとき再生数が3だったそうです。そのとき、あなたならどう思いますか？

「3再生かよ。可能性ないなー」と私は思います。ただ、著者は「やった！いける！自分たち以外に一人が見てくれた！」と思ったそうです。

最初の3年間も1日平均チャンネル登録者数は0.5人。2日で1人ペースでこれでも「いける！」と思ったそうです。

それから5年後に大ブレイクです。

「ポジティブ」ではなく「本質」をみられていたことがわかります。

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