2025/01/28 (更新日:2025/01/28)

マーケティング部 (図解でわかる部門の仕事)

書評, 選書100候補

  • マーケティング部の役割や仕事を組織した良書

マーケティング部 (図解でわかる部門の仕事)
著者:大木 英男
出版:2004年5月
長さ:238ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、マーケティング部門のスタッフの役割や仕事、機能や方針を図解で解説した本です。

結論からいうと、とても素晴らしい本です。マーケティング会社経営者、マーケティングマネージャーの必読書です。

中小企業では、一人ひとりの役割が明確に分けられておらず、集客に困ったとき、「SNSをやっている」というだけでマーケティングの部に配属されることがあります。

「SNS担当ね!頼んだよ。」と何をするかもわからない仕事をなげられて、新任することになったり。SNSがうまくいけば、「今日からこの人が部下です。ヨロシク!」とマネジメントもできないのに管理職に配属されることもがあります。

マーケティング部の機能が分散してしまうと、本来の能力を発揮することができません。

本来、マーケティング部とは「どうあるべきなのか?」本書で解説されてます。

【このような方におすすめ】
・社内でマーケティング組織ができていない方
・チームの力がうまく発揮できていない方
・一人のマーケティング役割が広い方
・優秀な人だけが働くチームになっている方
・社内人数が増えてマーケティング部の組織化をしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、株式会社CPP代表取締役、長野県庁ディレクター、早稲田大学大学院客員教授。株式会社マーケティング工房代表取締役です。

本書を読むと、個人でも組織でも役割を明確にして、仕事の効率を各段に上げることができます。

本書の内容

本書は、スタッフが50人、100人と増えたときにマーケティング部の機能を最大限に活かし、最高のパフォーマンスをあげるための組織化が書かれた本です。

マーケティングの基本を組織のどの科で対応すべきかをマーケティング部の視点から解説されてます。わかりやすくいうと、マーケティング部の仕事の仕方や役割が明確にできます。

マーケティング部の機能、業務、仕事の進め方、個人が持つべき必要なスキルや能力が書かれてます。

たとえば、マーケティングを組織したときに、市場調査、製品開発、コンセプト検討、計画、プロモーション、効果測定、調査結果の分析や統計データ比較など。組織としてするべきことを部門に分けて、活動ができるようになります。

結果、マーケティングではどこに投資すべきなのか答えを得ることができます。

評価

スタッフ人数が50人以上や上場を目指している会社や、上場会社に向いている本です。

マーケティングの手法に関わる本はよく出ていますが、組織化の本はなかなかありません。本書は、組織化のプロがつくりあげているので、部門が詳細にわかれており大変、素晴らしい本です。

本書を実践すると、組織できるマーケッターになれる本です

さいごに

本書は、マジで素晴らしい本です。

組織化の構図が詳細ですごすぎます。選書100冊候補に入れさせていただきます。

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