2025/01/21 (更新日:2025/01/20)

情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

書評, 良書

  • 売上につなげやすい認知バイアスの本

情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編
著者:情報文化研究所 (著), 米田 紘康 (著), 竹村 祐亮 (著), 石井 慶子 (著), 高橋 昌一郎 (監修)
出版:2022年12月
長さ:264ページ
出版社:フォレスト出版

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、認知バイアスを「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの研究分野から60の方法が解説されてます。

認知バイアスとは、人間が物事を判断したり意思決定を行ったりするときに、無意識に陥りやすい思考の偏りや誤りのことを指します。これは、膨大な情報を効率的に処理するために脳が取る「近道」の結果として生じる現象であり、感情や過去の経験、社会的影響などの要因が絡むことで、合理的ではない判断が下される場合があります。

本書では、「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの視点の認知バイアスがビジネスに活用しやすく、実践すれば売上に直結しやすいものが多いです。

情報を正しく選択するための認知バイアス事典」の第二弾です。

【このような方におすすめ】
・消費者の心理要因を知りたい方
・顧客に商品購入をしやすくしたい方
・ブログやSNSでコンテンツをつくっている方
・コンテンツで相手に印象を残したい方
・合理的な判断を下せるようになりたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの視点から人の心理を読み解くことができます。

本書の内容

本書は、認知バイアスの「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つに特化して、60個の用語を解説した本です。

本書の方がお金にまつわることが書かれているため、プライシングやセールスの結果に影響を与えやすいです。

下記、60の中から学びになったおすすめの3つを紹介します。

  • メンタルアカウンティング:心の中で明確な予算を分けていること(学び、投資、お金が増えることに予算を設けていない人が高確率でよい顧客となります)

    無料の力:無料は価値が高く見え手に取りやすくなる(リスト取りや顧客が増えやすく返報性の法則で購入につながる)

    グーグル効果:ネットで簡単に得た情報はすぐに忘れる(知られるきっかけを忘れられてもよいGoogle検索などで、そこから忘れない仕組みをつくりだす)

評価

前作は、人の行動心理に近いものでしたが、本作は人のお金や情報がビジネス心理に近いため本書の方がビジネスの成果を産み出しやすいです。

もし、マーケティングやセールスですぐに成果を産み出したいなら、本書から読まれることをおすすめします。

さいごに

ビジネス活用するための認知バイアスの良書です。

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