2025/01/17 (更新日:2025/01/16)

情報を正しく選択するための認知バイアス事典

書評, 良書

  • 先入観を捨て、新たなマーケティングヒントが得られる本

情報を正しく選択するための認知バイアス事典
著者:情報文化研究所 (著), 山﨑 紗紀子 (著), 宮代 こずゑ (著), 菊池 由希子 (著), 高橋 昌一郎 (監修)
出版:2021年4月
長さ:264ページ
出版社:フォレスト出版

>>Amazonで購入はコチラ

  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、認知バイアスを通じて心の動きをひも解き、60の用語と事例を紹介する本です。

認知バイアスとは、人が物事を理解し、判断する際におちいりがちな思考の偏りや歪みを指します。無意識に起こるこれらの傾向は、合理的な決断や正確な認識を妨げることがあります。

特に、お客様の商品購入に関する意思決定や問題解決に大きな影響を与えるため、その存在を理解し、意識的に対処することが重要です。

認知バイアスを学ぶことで、偏見や先入観を減らし、お客により良い意思決定をさせることができます。

商品購入の障害を乗り越えるだけでなく、購入後の納得感も上げることができます。

【このような方におすすめ】
・消費者の心理要因を知りたい方
・ユーザーが迷わず決断できるようにしたい方
・ブログやSNSでコンテンツをつくっている方
・コンテンツで相手に印象を残したい方
・合理的な判断を下せるようになりたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、心理学とは違った視点でマーケティングのヒントを得たり、あなたご自身の人生でも最善の選択がしやすくなります。

本書の内容

本書は、認知バイアスの用語と解説が60個あり、自分自身の取捨選択がしやすくなるノウハウからマーケティングのヒントまで得られます。

  • 循環論法:推薦が信頼される理論(Aは信用されるから発言Bも信用できる)
    滑りやすい坂論法:商品を購入しないと(何も変わらず経営の悪化で倒産)
    希望的観測:冬に新規が減って春になったら増える(根拠が薄いため準備が必要)
    気分一致効果:気分が悪い時悪い面がみえる(売上が下がり、請求書や失敗がめにつく)
    スリーパー効果:信ぴょう性のない情報も時間が経つと信頼する(噂を放置すると本当だと炎上)
    同調バイアス:人気ラーメン店の行列がさらに長くなる(売り切れや予約完売)

そのほか、サブリミナル、吊り橋効果、デジャビュなど聞いたことのある言葉もあります。

評価

わかりやすい!おもしろい!めちゃめちゃためになります!

ご自身の情報収集のやり方が変わったり、固定観念を壊してマーケティングの新たなヒントが得られます。

さいごに

一読おすすめの一冊です。

>>Amazonで購入はコチラ

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > 情報を正しく選択するための認知バイアス事典