2024/12/29 (更新日:2024/12/29)

なぜあの会社は安売りせずに利益を上げ続けているのか

書評

  • 気づかなかった強みをみつけて集客する本

なぜあの会社は安売りせずに利益を上げ続けているのか
著者:松野 恵介
出版:2013年3月
長さ:200ページ
出版社:実業之日本社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、店舗の販促に特化した一冊です。

強みがないと悩む店長でも、見落としている「隠れた資産」があります。それを広告で効果的にアピールすることで集客につなげる本です。

【このような方におすすめ】
・10年、20年と売上が横ばいだったものの、売上が下がり気味でどうしようか悩んでいる方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、会社の代表です。10年で1000社以上のコンサルやマーケティングを担当。本書を含め7冊の本を出版してます。

本書を読むと、なにか行動を起こす意欲がわくかもしれません。

本書の内容

販促、集客、情報発信について、どうするべきかが書かれてます。

評価

学びを得る本というよりも、会社を知ってもらうための営業本というイメージです。

本書は、200ページありますが、すき間が多く、文章も読みやすいので1時間ほどで読めるでしょう。残念ながら私はこれといった学びがえられませんでした。

ただ、おすすめしたいのは10年も20年も会社や店舗を経営して、売上が厳しくなり、「なにかしなければいけないけど、なにをしたらよいのかわからない。」という方は本書で勇気を得ることができるでしょう。

情報発信や販促活動を起こそうという意欲をわかせる本です。初心者がマーケティングをするときに知っておくべき集客活動が書かれてます。

さいごに

本書では、もっと具体的な事例がほしかったです。

「コンテンツ力 ✕ 発信力 = 売上」という計算式がありました。おもしろい計算式だと思ったのですが、具体的なことが書かれていなかったのです。

たとえば、「ブログ1記事とSNSフォロワー1に対して影響は1」など、この式が成り立つ具体例や理由があったらおもしろい本だと思いました。

各章ごとに具体性がないため、それっぽいノウハウが並べんでいるようにみえて、著者の視点の良さが活かされていないことが非常に残念でした。

ただ、逆をいうと、私がおすすめしたいような10年も20年も感覚で経営された方は、具体的な数字や根拠を述べるよりも、気持ちを動かされることの方が大切なのかもしれません。

その点、人を引き込む文章を書かれていることから、著者がこのような方をターゲットにされているならピンポイントな本なのではないかと思いました。

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