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書評, 良書

• 「価値創造」を「方法論」に落とし込んだ良書

バリュー・プロポジション・デザイン: 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
著者：アレックス オスターワルダー (著), 関 美和 (翻訳)
出版：2015年4月
長さ：287ページ
出版社：翔泳社

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

最後まで読むと、圧倒されるほど素晴らしい！

本書は、顧客が望むものを創造して、新しい利益を生み出す本です。

バリュー・プロポジション（Value Proposition）とは、顧客に提供する本質的な価値のことです。それは、お客の買う理由です。バリュー・プロポジションは、企業や製品が顧客に提供する価値を創造して、顧客のニーズとマッチしたときに売買が成立します。

バリュー・プロポジションが使えるようになると、顧客にとっての価値が具体化し、マーケティングやセールス活動の指針となります。

本書は、日本で8万部を突破し、30言語以上で出版された世界的なベストセラーです。「ビジネスモデル・ジェネレーション（小社刊）」の続編でもあります。

【このような方におすすめ】
・バリュープロポジションを知らない方
・「価値」がいまいちわからない方
・新しいものを創ることができない方
・強みがなくて困っている方
・一大勝負のビジネスで負ける方
・すごいアイデアなのにうまくいかない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、「ビジネスモデル・ジェネレーション（小社刊）」など、次々にベストセラーを執筆されている方です。

本書を読むと、「価値とはなにか？」「どうやって、価値を創造するのか？」「創造した価値は売れるのか？」の答えがわかります。

本書の内容

バリュー・プロポジション・デザイン（Value Proposition Design）とは、顧客が抱える課題や欲求を深く理解し、それを解決するための価値を創造するフレームワークです。

この手法では、顧客が本当に求める製品やサービスを設計することで、競争優位を確立し、新たな利益を生み出すことを目指します。顧客の「ジョブ（やりたいこと）」「ペイン（困りごと）」「ゲイン（得たい結果）」を分析し、それに合致する価値提案を提供することが特徴です。

「顧客の問題」と「提供する価値」のマッチングにフォーカスしてます。

• ・バリュー・プロポジション
  ・バリュー・プロポジション・キャンバス
  ・バリュー・プロポジション・デザイン
  ・テスト
  ・顧客プロフィール、バリューマップ、フィット　など

価値を創造する手法が多数紹介されてます。

評価

本書の素晴らしい点は、「価値を創造する」ためにあらゆる失敗、リスク、条件や方法が想定して書かれていることです。

そして、かなりわかりやすいです。説明文には、必ず絵や図で解説されてます。

• ・バリュープロポジションの思考法や戦略、戦術
  ・バリュープロポジションを体系化するツール
  ・価値創造のデザイン思考スキル
  ・顧客のほしいものがわかり、新しい発見を生み出します
  ・実践のためのテストやインサイトの調べる方法

本書を読んだなら、「価値を創造する」ことができるようになるでしょう。

さいごに

「アイデア」や「降ってくる」という一種の才能を方法論で誰でもできるようにしていて素晴らしいです。

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