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書評, 有益

• 人生でうまくいく方法は「人のため」

サイゼリヤの法則 なぜ「自分中心」をやめると、ビジネスも人生もうまくいくのか?
著者：正垣 泰彦
出版：2024年3月
長さ：264ページ
出版社：KADOKAWA

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、人のために生きることで自然とお客が集まるお店をつくり出すサイゼリアの法則を紹介した本です。

もし、人生やビジネスでうまくいっていないなら、本書を手にとってみてください。ヒントを得られます。

具体的になにをすればよいのかというと、「自分中心」から「人のため」に生きれば人生は好転するということです。

サイゼリアは、お客のことだけを考えていたら、年２億人が来店するお店になりました。

原価高騰でも値上げせず、むしろ値下げして。それでも料理はおいしさを追求して改善する。「利益のことは考えていない」「お客様最優先」で経営されてきたからこその成果です。

なぜ、このような経営ができるのかというと、、人々が喜ぶ「つながり」を大切にされているからです。

本書では、「人のために生きる方法」で自然にお客が集まる方法が解説されてます。

【このような方におすすめ】
・なにをやってもうまくいかない方
・なぜうまくいかないのかわからない方
・営業や集客がうまくいかない方
・人のニーズを満たすより損得を考えている方
・なかなか次のステージへ行けない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、サイゼリア創業者で会長です。サイゼリアは、誰でもお腹いっぱいに食べられて満足できる安くておいしいお店です。世界1500店舗を展開されてます。他に「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」を出版されてます。

本書を読むと、人としての道が集客に影響を与えることが理解できるようになります。

本書の内容

本書では、「自分中心」ではなく、「人のため」に仕事をすることで最も幸せな道である「つながり」を得ることができることが紹介されてます。

なぜ、自分中心に生きると仕事で失敗してしまうのかというと、世界はあなたを中心に動いていないからです。

世界の中心は、利他の精神で利益を与えて上げることで繁栄していくことができます。それを自分中心に考えてしまうと、物事の見方、感じ方、目標や向かう先もすべて自分が中心になってしまいます。

自分が世界の中心にあるわけではないため、自分を中心において、仕事をしてしまうと、誰にも見向きもされず、孤立してうまくいかなくなってしまうということです。

サイゼリアが安いこと、おいしいことは、「お客さんに喜んでもらうため」「よいつながりをつくるため」です。しかし、創業者の著者はサイゼリアの料理を「高くてまずい」と思っているそうです。

ミラノ風ドリア300円、ワイン100円はおいしくて安いです。しかし、著者の理想はタダで提供することです。そのために「もっと安くできる」「もっとおいしくできる」と思って日々改善されているのです。

これが広告を出さなくても繁盛している理由でもあります。本書では、このような仕事の向き合い方、考え方を変えてくれるようなお話がたくさん書かれてます。

評価

発売からAmazonの売れ筋ランキングのマーケティング部門でトップ10入りをされて気になり購入しました。

前半は、感動レベルで素晴らしいです。「値段の安さ」と「おいしさの追求」をする理由が感銘を受けるほど素晴らしいです。

後半から自己啓発のような感じでビジネスには活かしづらいかと思います。

そのため、評価は有益でした。

名言

反省を繰り返し、「人のため」と努力を積み重ね続けたとき、真の意味でこの世界とつながり合うことができます　P27

自分のためにやればやるほど、自分のためにならず、むしろ苦しみに転じてしまう　P50

現実を拒むことは、変化や調和を拒むこと　P122

さいごに

うまくいかないとき、ぜひ手にとってみてください。

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