2024/11/24 (更新日:2024/11/24)

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

書評

  • 初心者向けWebサイト改善の教科書

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】
著者:小川 卓
出版:2018年6
長さ:352ページ
出版社:マイナビ出版

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、売上を伸ばすために分析と改善を目的とした実践的な本です。

先に良い点と悪い点を先に書いておきます。良い点は、目的に向かって分析と改善をベースにWebマーケティングを解説されていることです。SEO、PPC、ランディングページ、メルマガ、スマホサイトなど、広い分野を解説されてます。

悪い点は、多くを解説したばかりに1つ1つが浅くなってしまったことです。これだけの本の分厚さがあったので、もっと絞ってでも、実践的な分析についてもっと詳しく知りたかったことです。

本書は、2014年に出版され、2018年に増補改訂版が出ました。

【このような方におすすめ】
・Web初心者
・Webマーケティングの担当者に任命された方
・アクセス解析の分析方法がまったくわからない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ウェブアナリストです。リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンなどを勤務してから独立されました。全国で500回以上の講演をされました。他にも多数の本を執筆されてます。

本書を読むと、Webマーケティングという広い分野が理解できます。

本書の内容

タイトルのとおり、Webサイトの分析と改善の教科書です。

・ゴールとKPIを決めて成功までのロードマップづくり!
・Googleトレンドで市場分析し、サイトデータの基準を持つ!
・データ分析で新たな課題を発見する!(←ここが知りたいはず)
・SEOとPPC、バナー広告、メルマガ、ランペ、カートやフォームの分析と改善
・分析結果から良いところを活かし、悪いところを改善する改善に活かす
・データ分析と切り離せないPDCAサイクルで回す

このようなことが学べます。

評価

表紙のWeb担当者、マーケター必携書と書いてあります。必携書とは、必ず持っておく本、案内書やガイドブックの意味です。

結論からいうと、そうでもありません。

Web初心者が中級者か中の上ぐらいなるための本です。すべてのWeb担当者、マーケターを対象とするほどの内容とは思えません。

「Web集客を始める方」「Webマーケター3年未満」「あまり学びを得てないWebマーケター5年未満」には、必携書とは思います。

本書は、分厚く、文字数が多いので読むことが大変です。

さいごに

本書を初心者が手にすれば、3年、5年分の経験をスキップできます。

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