2024/11/19 (更新日:2024/11/19)

日本の歴史的広告クリエイティブ100選

書評

  • 「森永製菓のエンゼルは、男の子?女の子?」

日本の歴史的広告クリエイティブ100選
著者:岡田芳郎
出版:2017年11月
長さ:224ページ
出版社:宣伝会議

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書では、日本の懐かしい広告を100点が紹介されています。

江戸時代から戦前、そして戦後から現代に至るまで、日本の広告の歴史を幅広く取り上げてます。

広告100点は、1ページに広を、1ページで広告の紹介がされてます。

100点のうち、誰でも数点は目を引くものがありますので、一読はありです。

【このような方におすすめ】
・昔の広告をみてみたい方
・新しい広告文言を探している方
・広告好きな方
・広告の歴史に興味がある方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書を読むと、優れた昔の広告をみることができます。

本書の内容

本書では、100点の広告がカテゴリー分けされています。

  • ・あっと驚く広告
    ・アイデア性のある広告
    ・新しい物を紹介する広告
    ・笑いを誘うユーモアな広告
    ・好奇心が湧く広告
    ・文化性や人間性のある広告
    ・社会に訴える広告
    ・物語性や感動の広告

たとえば、「森永製菓のエンゼルは、男の子と女の子のどっち?」という広告では438万通の応募があったそうです。

家族で夜ご飯をかこって、「男の子でしょ。女の子でしょ。エンゼルだから性別はないんじゃないか?」などといった会話で持ち切りだったでしょう。

他にも不二家、岩波文庫、ソニーやNTTなど、大手企業で話題となった広告も紹介されてます。

評価

10年、20年前にヒットした広告を使ってきも話題になりませんが、本書ぐらい昔の広告なら切り口を変えてつかったならヒットする可能性があると思います。

また、広告文言の勉強にもなります。

さいごに

現代でも見かける企業の広告が多いので、昔過ぎてわからないということもありませんでした。解説があることもありがたいです。

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