2024/11/15 (更新日:2024/11/15)

商品よりも「あと味」を先に売りなさい

書評, 有益

  • あたりまえの接客が感動を与える心づかいに変わる本

商品よりも「あと味」を先に売りなさい
著者:大なぎ 勝
出版:2013年1月
長さ:214ページ
出版社:日本実業出版社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、日本一の高級婦人服ブランドを売る「レリアン」で40年以上受け継がれた64の心づかいによるサービスが紹介された本です。

レリアンは、リピート率7割でお客様が感謝の気持ちに手土産をお持ちいただくほどスタッフの自主性を重んじたきめ細やかな心づかいをされてます。

なぜ、女性たちが「人生の節目に着たい服」をレリアンで購入されるのか?

【このような方におすすめ】

・営業マン
・電話対応をする方
・店頭スタッフをされている方
・心づかいを学びたい方
・サイコパスな方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、株式会社ムービングオフィス代表取締役です。20年ほどで150店舗以上の現場で1000人以上のスタッフと一緒に心づかいを実践されてきました。

本書を読むと、お客様が本当にほしいものがわかり、心づかいを形で表すことができるようになります。

本書の内容

本書では、サービスであたりまえのことが書かれてます。しかし、そのあたりまえが実践できてなくて、形ばかりの心づかいになってしまってはいないでしょうか。

「あたりまえのようなサービス」に「心づかい」をつけて、何万回、何十万回、何百万回と繰り返した著者の心づかいは、「卓越したサービス精神」が身についてます。

レリアンには、「あと味を先に売る」という文化があります。服には、料理と違って「あと味」がありませんが、著者は「ありがとうございました。またお待ちしています。」という心を込めたサービスによる「あと味」を与えることができます。

それは、「また会いたい」と思われる「あと味」です。

本書では、サービス業のあたりまえな接客が、感動を与える心くばりに変わる方法が書かれてます。

評価

「まえがき」から「この本、普通じゃない。」と思いましたが、どのとおりでした。

ビジネス書では、よくいわれているようなノウハウが書かれていますが、そこに「心づかい」が足されています。その「心づかい」のレベルが高すぎて、普通のサービスではなくなっているのです。

顧客が感動を覚える理由がわかります。

名言

  • 目配り、気配り、心配り、そして、気遣い、心遣い P3

    唯一のマニュアル。それは「お客様第一主義」です P19

    良識があれば、マニュアルいりません P23

    お客様には、商品とともに納得感もお持ち帰りいただきましょう P156

さいごに

マーケティング視点では有益な本ですが、サービスや接客の良書です。

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