2024/11/07 (更新日:2024/11/07)

UI/UXデザインの原則

書評, 良書

  • サイト改善の良書

UI/UXデザインの原則
著者:平石 大祐
出版:2020年10月
長さ:152ページ
出版社:幻冬舎

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、消費者に選ばれ続けるサービスになるためのUI/UXをデザインする本です。

現代のサービスは、みんなが十分な機能を有したことで、機能よりも体験に価値がおかれるようになりました。

顧客の体験価値が上がるのは、商品を購入してからではありません。そのニーズを抱いて、探し始めてからです。

わかりやすくまとめると、問題を抱えて悩みを検索します。サイトを発見して購入し、サービスの利用して、問題を解決します。それまでの流れをうつくしくつくるのです。それが、顧客の体験価値を上げ、顧客満足度を引き上げます。

以上がUI/UXのデザイン改善です。

【このような方におすすめ】

・UI/UXを知らない方
・顧客の体験価値を上げたい方
・よいものを与えても満足してもらえない方
・ネットとリアルで顧客と食い違いのある方
・ネット集客を増やしたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、EC、メディア、ゲームなど200社・1500サービス以上のUIとUXデザインの改善をされました。目に見えないユーザーのニーズを読み解き、魅力的な体験を提供されてます。

本書を読むと、著者のUI/UXの技術を学び、サイトやブログの改善ができます。

本書の内容

インターネットの世界では、機能よりも体験に価値が重視されるようになってます。その理由は、2つあると著者は述べてます。

①テクノロジーの進化(陳腐化が早くなる)
②ライフスタイルの多様化(選択が多い)

誰も思い浮かばない画期的な商品をつくっても、ネットで情報が出回ることが早いため、他の人がすぐに真似して陳腐化します。違いをつくるために、悪い点を改善して似たようなものをつくり出すので顧客の選択肢が増えます。

そして、顧客は同じようなものばかりで、どれを選んだらよいのかわからなくなります。これらを解決できるのは、UI/UXです。

UI(User Interface:ユーザーインターフェイス)とは、ユーザーとパソコンの間にある機器や入力装置のことです。たとえば、マウスやキーボード、スピーカーやマイク、ディスプレイがそれにあたりますが、ウェブサイtのデザインやフォントもUIに含まれます。

UX(User Experience:ユーザー エクスペリエンス)とは、ユーザーが商品やサービスから得られる体験のことです。商品を知ってから、サイトの説明文を読み、購入して、サービスを使うといった一連のユーザー体験のことです。

本書では、UI/UXを改善して、商品の差別化という競争から脱却して、顧客の体験価値を上げて、本当の意味での価値を与えることができるようになります。

評価

本書は、UI/UXの本質に迫った1冊です。

分析、改善、事例までブレることなく、UI/UXにフォーカスの当たっている素晴らしい本です。

本書から学ぶことが多く、読み終えたときには運営しているサイトで必ず改善点がみつかります。

UI/UXの最終形は、すべての業務がUI/UXできれいにデザインされるということです。

本書の素晴らしい点

200社で1500のサービス改善をされた経験が素晴らしい本書を産み出されたのだと思います。

良い点と悪い点を文章だけでなく、絵で解説してくれたり、説明もわかりやすいので、まさに本書でUI/UXがデザインされてます。素晴らしいです。

ネットで検索すれば、UI/UXについて学べるかも知れませんが、本書ほど、突き詰められているページをみつけることは困難でしょう。

さいごに

著者のUI/UXデザインの能力の高さがAmazon評価が高いことで証明されてます。

ここ最近読んだ本で最もわかりやすいです。そして、内容もうつくしかったです。

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