マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 良書

• アメリカで最も影響力のある作家・ブロガーのマーケティングとは

THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす
著者：セス・ゴーディン, 中野 眞由美
出版：2020年7月
長さ：328ページ
出版社：あさ出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、市場に合わせるのではなく、市場を動かすマーケティングが書かれた本です。

我々が商品を買うとき、なにに影響を受けているでしょうか。「ブランド」「市場シェア」「フォロワー数」は、商品の良し悪しや安全性の担保になり、影響力の強い材料といってよいでしょう。

本書では、このような本質を捉えた、マーケティングの在り方を変えるべきだと提唱されてます。

ほとんどの人が変化を嫌うなかで、あなたは世の中の文化に合わせて変化を起こす役割をまっとうできるでしょうか。

本書は、社会に前向きな変化を与えるマーケッターを産み出すための知識が書かれてます。

【このような方におすすめ】
・すべてのマーケッター
・マーケティングに携わる方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、マーケッターであり、アメリカで最も影響力のある作家・ブロガーです。

著者のブログは、毎日更新で数百万人に読まれており、世界で人気のあるブログです。18冊の著書はベストセラーで35カ国語以上に翻訳されてます。

本書を読むと、時代が移り変わることで我々のマーケティングの意識も変えなければならないことに気づくことができます。

本書の内容

残念ながらマーケッターは、市場の変化に追いつけていません。次の時代に来るマーケティングどころか、現在で最善のマーケティングでさえ、最適解を持ち合わせることは困難です。

昔のように広告にお金を出せば、顧客が集まり時代が終わり、顧客と同じ目線で考えていることを予測し、宣伝しなければならなくなりました。

それは無料でできます。参入者は増えて、ライバルは企業だけの時代から、大多数の個人にまで広がりました。

人が夢をみて、決断して、行動を起こすようなマーケティングをすること。それが人を行動して、市場を動かすことになります。

本書では、戦術で違いを産み出し、戦略で変化を起こします。変化を起こすために協力的な仲間たちと文化を創り出します。

世の中を変えるマーケティングが本書で紹介されてます。

評価

世界トップの影響力を持つ理由がわかります。

視点が違います。「市場を動かす」「文化をつくり出す」「市場主導で進めること」「大きな変化の起こし方」など、著者の秀でた創造的アイデアに大きな学びが得られます。

数百万人にみられるブログを書かれていることが本当だと読めば読むほど勉強になります。

奇抜なアイデアや頭の回転が早い人をキレ者と呼びますが、彼のような方をいうのだと感心しました。

名言

• マーケティングとは、不満に耳を傾けること　P9
  
  人の関心は貴重な資源だ　P35
  
  文化そのものが戦略でもあるのだ　P35
  
  「安売り」とは顧客に変化を約束しないこと　P235

さいごに

「マーケティングは、行う人によって善にも悪にもなること。」「マーケティングは、必ず成功する。」といった著者の強いメッセージ性を感じる素晴らしい本でした。

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