2024/11/04 (更新日:2024/11/04)

ことわざで鍛えるマーケティング脳

書評, 有益

  • ことわざでマーケティングの本質に迫る!

ことわざで鍛えるマーケティング脳
著者:佐藤 義典
出版:2008年1月
長さ:224ページ
出版社:毎日コミュニケーションズ

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、ことわざをベースにマーケティングを解説した本です。

「え!ことわざ!?」と思うかもしれません。ことわざは、時を超えてもつかわれつづけてます。それは、時代を変えても価値があると証明されているということです。

著者は、マーケティングの本質をつかむために実務経験を積まれました。その本質の多くは、ことわざや故事成語に書かれていたことを発見されました。

そして、最新の経営学や膨大な統計学を学ぶなかで、その知見が「ことわざ」で的確に解説されていたのです。

いわば、ことわざは普遍的な真理や本質に近いといってよいでしょう。本書は、ことわざでマーケティングの本質に迫った本です。

【このような方におすすめ】

・マーケティングの本質を知りたい方
・長く使えるノウハウを知りたい方
・今までと違う切り口で学びたい方
・ことわざが好きな方
・ちょこっと学びたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ストラテジー&タクティクス株式会社の代表取締役社長でマーケティングコンサルティングをされてます。ペンシルベニア大のMBA、2万人を超えるメルマガを発行されてます。

図解 実戦マーケティング戦略」「ドリルを売るには穴を売れ」「実戦マーケティング思考 スキルを鍛える7つのツール」「マーケティング戦略実行チェック99:理論を実行可能にするチェックポイント」「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」「事例でわかる!実戦BtoBマーケティング」「実戦 商品開発マーケティング戦略」を始め多数の書籍を執筆されています。

本書を読むと、著者がことわざでマーケティングの本質に近づいたように、我々も少し近づけるかもしれません。

本書の内容

本書は、6つのカテゴリーにわけて、ことわざをもとにマーケティングの解説がされてます。

  • ①戦場編(Battlefield)
    ②独自資源編(Asset)
    ③強み・差別化編(Strength)
    ④顧客編(Customer)
    ⑤メッセージ編(Selling message)
    ⑥心構え編(Mental Attitude)

たとえば、「餅は餅屋(人に任せることはもちろん、自分が何屋でなにを顧客に提供しているのかを知ること。そして、それからブレることなく、専門でないことは任せること。」「ローマは一日にして成らず(差別化も強みがしっかりつくられて、売上に反映されるまで長期間で形成されていく。)」「凡事徹底(ブログやメルマガをやるというあたりまえのことを毎日つづけること。)」といったことわざとマーケティングノウハウが組み合わされてます。

ことわざは、みんなが知っていたり、知らなくても意味を伝えるとすんなり納得してくれます。シンプルでわかりやすいという点から人々と共有しやすいのです。

評価

本書でいわれていることが、最もマーケティングの本質に近いのかもしれないと思いました。

ことわざとマーケティングを組み合わせることは、すごくシンプルなようで、画期的な組み合わせです。

「本質に近いマーケティング」という点では、素晴らしい学びです。

名言

  • 「多芸」は「無芸」に見える P98

さいごに

解説もおもしろくて勉強になります。

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