2024/10/31 (更新日:2024/10/31)

実戦 商品開発マーケティング戦略

書評, 良書

  • 「刺さる商品」のつくり方の良書

実戦 商品開発マーケティング戦略
著者:佐藤 義典
出版:2018年7月
長さ:304ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書では、ついほしくなってしまう「刺さる商品」のつくりかたが戦略的に解説されてます。

「刺さる商品」とは、売れる商品のことです。

ただ、「売れる商品」を開発することの難しさは、読者もご存知のことと思います。

世の中には、売れない商品がたくさんあり、「売れる商品」と「売れない商品」でいうと、「売れない商品」が大半を占めてます。

では、どうやって「刺さる商品」をつくりヒットさせることができるのか?ヒントは、「お客様の使い方」にあります。

【このような方におすすめ】

・商品やサービスの企画や開発の担当者
・商品開発のサポートや代理店
・新しい技術の開発者
・セミナーや講演会の講師
・開発をメイン業務とした会社代表

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ストラテジー&タクティクス株式会社の代表取締役社長でマーケティングコンサルティングをされてます。ペンシルベニア大のMBA、2万人を超えるメルマガを発行されてます。

図解 実戦マーケティング戦略」「ドリルを売るには穴を売れ」「実戦マーケティング思考 スキルを鍛える7つのツール」「マーケティング戦略実行チェック99:理論を実行可能にするチェックポイント」「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」「事例でわかる!実戦BtoBマーケティング」「実戦 商品開発マーケティング戦略」を始め多数の書籍を執筆されています。

本書を読むと、ヒットやロングセラーをつくりだすための基礎知識、戦略、マーケティングを学ぶことができます。

本書の内容

「なぜ商品開発をするのか?」というと、売上と純利益が上がるからです。ヒット商品を持っている企業は、売上を上昇させます。ロングセラー商品を持っている企業は、売上を安定させます。

ヒット商品をつくるためにしっておくべきことは、「売れる商品」と「売れない商品」の違いを知ることです。シンプルに「売れる商品」は「お客がほしい商品」で「売れない商品」「お客がほしくない商品」であるということです。

それは、価値を感じなかったということです。または、競合が安かったり、質が価値を感じやすいものであったかです。

・商品寿命が短くなっている
・ヒット商品は経営で重要な存在となる

本書では、戦略BASiCSをベースにターゲットを絞り込み、強みをみつけて、メッセージが伝わる商品開発をします。

評価

この本があれば、ヒット商品を生み出せる可能性がぐっと高まります。

戦略的に「心に響く商品」を考え抜くための良書です。

名言

  • 商品開発は「うれしさ」開発 P17

    ヒット商品は計算尽くで生まれる P39

    尖らせていくことで、実は顧客ターゲットは「広がる」のです P67

    強みは「性能の差」ではなく「うれしさの差」 P181

    強みを振り切る P189

さいごに

「実践 マーケティング戦略シリーズ」をすべて読みました。

ほとんど良書で本当に素晴らしい本ばかりでした。著者の才能に感銘を受けます。

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