2024/10/26 (更新日:2024/10/26)

自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書

書評

  • SNSの本来の姿がみえる本

自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書
著者:徳力基彦
出版:2020年8月
長さ:223ページ
出版社:朝日新聞出版

>>Amazonで購入はコチラ

  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、SNSを使って具体的な成果を目指す読者に向けて、ウェブ歴が長く話題を創り出すブロガーが、SNSの根本的な性質を解説した本です。

本書で注目すべき点は、著者のSNSに対する考え方や意見です。

  • ・稼ごうと気張るとうまくいかない
    ・自分の発信する情報は役に立たない
    ・インプットに価値がない理由とは
    ・SNS用のキャラがよい反応が取れない
    ・文章力を伸ばしても仕事が取れない など

SNSを始めると、みんながついやってしまう失敗を本質的な著者の観点から解決策を提案されてます。

【このような方におすすめ】
・これからSNSを始める方
・SNSの情報発信に疲れた方
・SNSがうまくいってない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、note 株式会社のプロデューサーであり、アジャイルメディア・ネットワークアンバサダー兼ブロガーです。日本のアルファブロガーの生みの親です。

アメリカでアルファブロガーが流行ったときに、日本で同じように始められた先駆者です。

本書を読むと、SNSの先入観を取り払うことができます。

本書の内容

本書は、仕事に役立つSNS運用の方法が解説されてます。

「仕事に役立つこと」がポイントであるため、バズったり、インフルエンサーのようなフォロワーを獲得するなど、稼ぐために難易度の高いことをしません。

SNSの情報発信で成功するためにキャラをつくらず、本来の自分で仕事を広げることや、文章力や完璧さを求めるのではなく、仕事に役立つ発信ができているかなど、著者独自の視点が学べます。

評価

まさか、日本のアルファブロガーの生みの親とは。

アルファブロガーは、ブログ全盛期にブログを始めた方が達成を願う代表的な目標のひとつです。

  • 「ブログで月収100万円稼ぎたい!」
    「ブログランキングで上位に入りたい!」
    「将来、アルファブロガーになりたい!」

だいたい、この3つだったのではないかと思います。

それだけ大きな話題を創り上げてきた著者だからみえるSNSの本質的な形があります。本書では、著者のSNSの考え方や意見を学ばれることをおすすめします。

注意点として、チャプター0の著者自伝は飛ばした方がいいです。

チャプター0で自伝が始まって、退屈さを覚えました。「今日中に読んで記事にする」という目標があったので読み切りましたが、その目標がなければここで挫折していたと思います。

ただ、そこを越えれば、チャプター1から学びが得られます。

本書は、プロローグから学びにはなるけれど、本書を読む理由をみつけることができませんでした。

「勉強にはなるけど、読まなくてもよい。」というより、「学びになるけど、読む理由が見つからない。」という印象です。

ただ、それ以外は、最初から最後まで学びがありました。

名言

  • SNS発信は「リアルの延長線上」でつかってこそ、ビジネスで真価を発揮する P9

さいごに

タイトル通り、普通の方向けで優秀な方には向きません。

>>Amazonで購入はコチラ

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > 自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書