2024/10/23 (更新日:2024/10/23)
緑茶のマーケティング “茶葉ビジネス”から“リラックス・ビジネス”へ
- 緑茶マーケティング大全
緑茶のマーケティング “茶葉ビジネス”から“リラックス・ビジネス”へ
著者:岩崎 邦彦
出版:2008年10月
長さ:136ページ
出版社:農山漁村文化協会
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、緑茶を主題にしてマーケティングを解説された本です。
たとえば、緑茶の消費量、緑茶に対する消費者の意識、緑茶業界のマーケティングや課題、緑茶ブランド、新しい緑茶の価値など、緑茶に特化されたマーケティング本です。
お店で緑茶を出されている方、他業種のマーケティング事情を知りたいマーケッター、ニッチ業界で生き残るすべを知りたい方は、お手にとってみるのはありです。
【このような方におすすめ】
・緑茶に関わる仕事をしている方
・他業界について知りたい方
・緑茶の統計やマーケティングを知りたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、静岡県立大学経営情報学部教授であり博士。世界緑茶協会評議員で静岡県地域づくりアドバイザーです。
本書を読むと、緑茶というニッチなようで大きなカテゴリーを極めている方の意見を学ぶことができます。
本書の内容
本書では、マーケティングの基本と緑茶市場や好業績な茶専門店のマーケティングを学ぶことができます。
・緑茶の価値とは?消費者が求めていること
・緑茶のライバルはなにか?
・緑茶の消費量や消費者の意識は?
・緑茶の顧客満足度を上げるには?
・緑茶業界のマーケティング事情や課題は?
・緑茶ブランドはなにできまるのか?
成功する茶専門店では、「店舗の魅力」「品質の良さ」「産地との連携」ができているということです。
評価
本書でドラッカーの言葉が紹介されてます。
- 「なにを価値とするかは、顧客だけが答えられる複雑な問題である。推察してはならない」 P14
その言葉のとおり、著者は顧客から緑茶に関わるアンケートを取られた結果を紹介されていたり、市場の統計を利用されてます。
著者のマーケティングと緑茶の知識の詳しさが本書に出ています。
名言
- 消費者に「なにを売るのか」ではなく、消費者が「なぜ買うのか」に着目することが重要なのである P16
さいごに
2008年の出版でも、なかなか値段が下がらない理由は読んでみるとよくわかります。
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