マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 良書

• 基本を学び、ワークで気づき、実践できる優良書！

マーケティング戦略実行チェック99：理論を実行可能にするチェックポイント
著者：佐藤 義典
出版：2007年4月
長さ：243ページ
出版社：日本能率協会マネジメントセンター

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、マーケティング戦略を筆記のワークを通して、実行に移すための本です。

マーケティングは、理論や戦略を学んでも実践できるレベルに落とし込むにはそれなりの経験が必要です。

ただ、今までの本ではチェックリストまで付いた実行リストがなかったため、著者は本書を執筆されました。

マーケティングは、実行が伴って、結果が産まれることをコンセプトに、基本、戦略や戦術、数値化、課題、一貫性の確認からケーススタディまでマーケティングの実践を目的とした実務書となってます。

【このような方におすすめ】
・なにから行動すればよいかわからない方
・実践をしても成果が得られなかった方
・新しい活動ができていない方
・最近、振り返りや反省をされていない方
・競合との競争に困っている方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ストラテジー＆タクティクス株式会社の代表取締役社長でマーケティングコンサルティングをされてます。ペンシルベニア大のMBA、２万人を超えるメルマガを発行されてます。

「図解 実戦マーケティング戦略」「ドリルを売るには穴を売れ」「実戦マーケティング思考 スキルを鍛える7つのツール」「マーケティング戦略実行チェック99：理論を実行可能にするチェックポイント」「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」「事例でわかる！実戦BtoBマーケティング」「実戦 商品開発マーケティング戦略」を始め多数の書籍を執筆されています。

本書を読むと、マーケティングをプロの視点から実践できます。

本書の内容

本書では、マーケティングの基本や戦略を学び、筆記によるワークで気づきを得ることができます。

たとえば、マーケティングをしていると、このような疑問がうまれます。

• ・お客は、本当はなにがほしかったのか？
  ・なにを強みにするべきだったのか？
  ・あなたの商品の本当の価値とは？
  ・今、結果にするためになにをすべきか？
  ・どの戦場で戦うべきか？
  ・５年後、１０年後の差別化はできるか？など

大半の疑問は、本書の解説とワークで解決できます。

３つのすごいところ！

本書のすごいところがたくさんありますが、３つに絞って書いておきます。

①基本とワークのバランス

筆記によるワークを９９個しますが、しっかり回答できるように基本の解説がしっかりされていることです。

本書から基本を学んで回答できないということはないと思います。

②学んで気づきが得られる

ワークでアウトプットするためにマーケティングの基本が強制的に身につきます。

アウトプットで記憶に定着し、新しい気づきがえられます。

③チェックリストで漏れがない

「競合がいて強みがみつけられない」
「価格競争をして、経営が大変」
「なにを売りにすればよいかわからない」

などのよくある問題は、本書でだいたい解決できることです。

マーケティングの困ってることでちまたでよくいわれるようなことの大半は本書で解決できます。

評価

ひとことでいうなら、ここまでやれば、さすがに結果を出せます。

マーケティングの基本は、勉強になる！
ワークの質問も的確！！
ワークで自分自身から新しい発見がある！！！

質問がよく考えられており、出されている順序もすごくよいと感じました。

しっかり回答できるように基礎がしっかり解説されていて素晴らしいです。

ホテルに1～2泊して、セミナーを受けているようにどっとやってしまう方がよいと思います。

マーケティングについて、よく考えさせられます。

さいごに

読んだ感想は、「すごく考えられた本だな～」と思いました。

これは、結果になりますよ。

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