2024/10/10 (更新日:2024/10/10)
ウルトラ・ニッチ 小さく始めろ!ニッチを攻めろ!
- 世界に参入するニッチ戦略
ウルトラ・ニッチ 小さく始めろ!ニッチを攻めろ!
著者:浜田 寿人
出版:2024年1月
長さ:328ページ
出版社:ダイヤモンド社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、ニッチで世界に通じる存在になるための本です。
著者は、お金を儲ける仕事ではなく、意義のある仕事をすることを決断されました。そして、選ばれたのは「和牛」という品質の高い日本のニッチです。
他業種から参入し、ありとあらゆる和牛の本を読み、読んでいない本がないのではないかというぐらいに読まれました。
業界トップクラスの実力で情熱を持つ方と組み、和牛ビジネスで世界に認められるほどの存在となりました。
本書は、自伝に近いノウハウ本ですが、かなり学びになる良書です。
【このような方におすすめ】
・これからビジネスを始める方
・商品が売れなくて困っている方
・どのニッチにするか決めかねている方
・ニッチで成功した事例をみたい方
・ビジネスで世界一を目指している方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、2016年にホリエモンとWAGYUMAFIAを立ち上げ、2022年11月で5店舗。世界で25店舗を経営。ワールドツアーを100都市で行ったり、ミラノコレクションのモンクレール70周年でディナー担当など、食に関する実績を多数お持ちの方です。
本書を読むと、世界を視野にいれたニッチ戦略がみにつきます。
本書の内容
これからの時代、「全体規模の経済」から「パーソナルな経済」にお金が流れていく傾向があります。
ビジネスでは、カテゴリーをフォーカスをして、ニッチな産業を狙った方が成功しやすいのです。
著者は、「和牛」というニッチを選びにあたり3つの理由がありました。
- ①参入障壁が非常に高い
②高付加価値であること
③模倣されない
これらは、1つずつでも強いですが、3つが揃うと高利益を狙いやすくなります。
著者の取り組み
和牛についてあらゆる本を読み、人と会い、調べて、短期の修行をしたり、和牛業界で情熱を持つトッププレイヤーと組んだり。
本書から著者の活動をみられると、なぜ世界に通用したのかがわかります。
評価
世界一を目指している方におすすめの良書です。
世界を視野に入れてビジネスをされたい方、ニッチ戦略で規模を大きくしたい方は、本書です。
著者が優秀すぎ。堀江氏と組む理由がわかります。
名言
- 目指すべきは、ニッチカテゴリーで世界一になること P56
「浜田さんは本当に和牛好きなんですね」
だって、努力は好きに勝てないですから P107
さいごに
和牛ビジネスで最初に取り組んだことは、和牛に関わる書籍を読むことだったそうです。
新品、古本、マニアックな本まで読まれて、世の中の和牛本はすべて読んだのではないかというぐらい読まれたそうです。
その知識があるから、業界人と打ち解けることができたということ。通じるレベルになるまでの知識は重要ですね。
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