2024/10/08 (更新日:2024/10/08)
「ついやってしまう」体験のつくりかた
- 心を動かす体験のつくり方
「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
著者:玉樹 真一郎
出版:2019年8月
長さ:328ページ
出版社:ダイヤモンド社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、元任天堂の企画開発者によるどうしたら、人の心を動かして体験をつくり出すのかの本です。
ゲームは、人の心を議論、分析、研究を重ねて、学びを得たことから商品の企画にします。
なぜか、売れそうな高機能や高性能では商品が売れません。商品やサービスには、所有したことによって気分がよくなるなどの心を動かす体験が求められてます。
それを「体験デザイン」と呼びます。それでは、どうやって人の心を動かす「体験デザイン」ができるのかを本書で解説されてます。
【このような方におすすめ】
・集客ができない方
・アクセスを集められない方
・思うように購入に結べない方
・顧客の動かし方がわからない方
・ゲームが好きなマーケッター
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、プログラマーからプランナーに転身。全世界で1億台の販売を超えた「Wii」の企画担当者です。その後、コンサルティング、ホームページ制作、アプリ開発や講演を行いながら、人材育成や地域活性化に取り組んでます。
「コンセプトのつくりかた」「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ」など、執筆される本は、どの本も大人気です。
本書を読むと、人は「おもしろいから」ではなく「なにで」動くのか原理がわかります。
本書の内容
気づいたら「つい」ゲームを3時間やってしまった。なんてことありますね。
「つい」に体験デザインの力が込められています。
任天堂「Wii」は、1億台売れ、数十年に渡り、マリオは世界一売れたゲームでギネスブックに載り、ゲームの代表作となりました。
なぜ、人々をこれだけ熱中させることができるのか?
・クリボーがいれば踏みたくなる
・ボタンがあれば押したくなる
・宝箱があれば取りたくなる
マリオは、右に進めば進むほど、新しい試練があります。
一つずつのイベントがおもしろいからゲームをするわけではなく、「”つい”思いついたこと」「”つい”やりたいこと」があるので遊ぶのです。
評価
また、良書が産み出されました。
ファミコン時代からのゲームされているマーケッターには、理解して、実践しやすいです。
ファミコンマリオの制作秘話がおもしろいですし、我々が夢中になってゲームをしていた理由がわかります。
「よいものだから売れる」「おもしろいから売れる」といった価値観を壊してくれる素晴らしい良書です。
さいごに
「コンセプトのつくりかた」とセットで読まれることをおすすめします。
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