2024/10/05 (更新日:2024/10/05)
販促コピーとデザイン「売れる」公式50
- 公式50の深みがすごい!
販促コピーとデザイン「売れる」公式50 売上UPの秘訣は「シニア目線」にある!
著者:株式会社日本SPセンター シニアマーケティング研究室
出版:2018年10月
長さ:176ページ
出版社:翔泳社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、コピーライティングやデザインをシニア向けに販促する50の公式が書かれた本です。
人口は、減少しつつも65歳以上のシニア割合は増え続け、3人に1人がシニアといわれています。
75歳以上の後期高齢者が65~74歳の前期高齢者を上回り、高齢者の全体割合で半数を超える「重老齢社会」に突入。元気な高齢者から、寝たきりや認知症の割合が増えるということです。
高齢者は、2040年まで増え続け、高齢化率は2065年まで予測されてます。
人口から割合が多いということからも、シニア市場が新しい需要を産み出すことで注目されてます。
そのような新しい時代に我々はどう備えればよいのかを本書で解説してます。
【このような方におすすめ】
・シニア向けにビジネス転換したい方
・シニア向けのサービスが売れない方
・シニア市場に目をつけている方
・新しいビジネスモデルを探している方
・深みのあるノウハウを学びたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者の会社は、1967年創設。アメリカの広告姿勢である情報をしっかり伝えたうえで買ってもらうTeach &Sell を大切にしてます。シニアマーケティング研究所は、2013年に設立。サービス提供やウェブサイトで情報発信をされてます。
本書を読むと、シニアマーケティングの現状と将来性がよくわかります。また、どのようにマーケティングすべきかが深くて学びになります。
本書の内容
本書では、すべての世代に商品を売りたいなら、シニアに売り始めた方がよいと推奨されてます。
シニアにも届くことを目指し、ユニバーサルデザイン(UD)を採用することで、誰にでも伝わるデザインにすれば、すべての人に届く販促物になるということです。
現場を知るから見えるノウハウ
加齢の方が悩んでいることは、若いマーケッターにはなかなか予測しづらいことです。
・目が見えづらい
・耳が聞こえづらい
・理解しづらい
・物忘れが多くなる
・我慢ができなくなる
・健康状態が悪くなる
など、合計20個ほど
これらを考慮したうえでシニアマーケティングを進める必要があります。代表的なもので目が見えづらく文字を大きくする必要があるということです。
本書では、公式50で解説されてます。
評価
50の公式は、どれも有益です。
陳腐化されたノウハウが本書を通すと深みがあります。
本書の出版まで50年もマーケティングをされているだけあり、ノウハウの深みに販売のプロであることが伝わります。
「単なる50個のノウハウ本だろうな」と思ったら、手元に置いておきたいシニアマーケティングの良書でした。
さいごに
本書をとおして、シニアに商品販売をする大切さがよく理解できます。
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