マーケティング本
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書評, 有益

• 圧倒的に生産性の高い人たちの解決方法とは

イシューからはじめよ　知的生産の「シンプルな本質」
著者：安宅和人
出版：2010年11月
長さ：248ページ
出版社：英治出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、生産性を高めるシンプルな問題の解決方法を紹介した本です。

「イシュー」と「解の質」で１/１００の作業量まで減らして、生産性を大きく高めることを目的としてます。

マーケティングの精度をあげて、成功に導きやすくなります。

本書は、Amazonのマーケティング・セールス全般関連書籍の売れ筋ランキングで100位以内に入るロングセラーです。そして、2024年9月にイシューからはじめよ［改訂版］―知的生産の「シンプルな本質」が発売されました。

【このような方におすすめ】
・集客の問題がうまく解決できない方
・問題にいつも悩まされている方
・努力や根性で物事を解決している方
・生産性を高めたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、マーケティング研究グループでアジア太平洋地域の中心メンバーとして、幅広い分野でブランドの立て直しや商品開発に関わりました。

事業戦略課題・大型提携案件の推進、市場インサイト部門、ビッグデータ戦略などを担当。データサイエンティスト協会理事であり、慶應義塾大学環境情報学部教授でもあります。『シン・ニホン』の著書です。

本書を読むと、効率的な問題の解決方法が学べます。

本書の内容

本書の「イシュー」と「解の質」からご紹介します。

• イシューとは、現在の状況で問題に答えを出す重要性の高さです。
  解の質とは、イシューをどこまで明確に答えを出せるかです。

簡単にいうと、あなたが抱える問題に答えを出すことは重要だと思いますか？そう思っていれば、イシュー度が高いということです。

また、その問題に明確な答えがありますか？それが解の質です。

この２つが仕事の価値を決めます。そして、イシュー度が高い問題に絞ることで生産性を向上させることができます。

もし、イシューがないと。

努力でどうにかしようとします。ただ、努力は「イシュー」と「解の質」ができてからやるべきことです。

「イシュー」なしに努力は、１つの問題に１００個の解決策があり、１つずつ試すようなものです。

「イシュー」は、最小まで削ることができます。残った解決方法を１つずつ実行するために努力すべきということです。

評価

内容はとても勉強になり、的確な問題解決方法が身につきます。

ただ、読もうと意気込まないと読み切れない本です。文章は、簡単に書かれていてシンプルなのですが、難解。

Youtuberの「イシューからはじめよ」動画で十分学べたり、動画をみてから本書を読むことをおすすめします。

科学的な話も多くて、頭のよい人には問題ないかも知れませんが、私のように現場で身体をガンガンつかう人間にはきついかもしれません。

ただ、しっかり理解できれば、問題解決方法が変わり、生産性が上がることは間違えありません。

２，３回読んだり、実践して、やっと理解できるといった感じです。

正直な評価

Amazonレビューは、6000近くもあり、10年以上もロングセラーでありますが、本書からそれだけのすごさを感じませんでした。ただ、部分的な勉強になったので、有益タグにさせていただきました。

名言

• 根性に逃げるな　P35
  
  情報があり過ぎると知恵が出なくなるものだ　P84

さいごに

「そもそも、問題ってどうやって解決するんだ！？」という方向けの本です。

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