2024/09/27 (更新日:2024/09/27)

あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略

書評, 有益

  • どん底からはいあがるストーリーブランディング

あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略
著者:川上 徹也
出版:2015年11月
長さ:216ページ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「星ヶ岡のチンバンジー」という食堂がストーリーブランディングでうまくいくまでのお話です。

全体の2/4は、ストーリーとなっており、1/4はノウハウの解説、1/4は気づきを書くページとなってます。

結論からいうと、ストーリーがめちゃおもしろいです。

【このような方におすすめ】
・メニュー数が多いライバルの出現
・値段が安くておいしくないお店が流行っている
・値下げをするとさらに他店が値下げしてくる
・近隣に大手の支店がオープン
・ライバルに同じメニューを売り出される

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、コピーライターです。ストーリーブランディングを15年もされてます。本、雑誌や講演などで伝えられました。

本書を読むと、ストーリーブランディングのたいせつさを物語で学べます。

本書の内容

丘の上で道路もなく、街から20分、電話もひけず、夜は真っ暗になるところでキエはレストランを営みました。

このような場では、なかなか経営がむずかしいのでは?と思いますが、キエにはおいしいものを出せば、少し不便な場所でも来てくると確信がありました。

そして、うまくいき始めたところでライバルの出現、売上が低下、コンサルタントの出現など、ビジネス小説の王道パターンが展開されるストーリーと思ったら!

後半、あまりの急展開に食いつくように読んでました。

学び

小さい会社は、価格、広告、品質で勝負できません。すべて、お金に関わる問題であるため、お金がある大手が勝ってしまうからです。

それでは、「なに」で勝負をしたらよいのか?

ストーリーブランディングです。物語には、お金がかかりません。しかし、人の心をうつことができます。

評価

マジでおもしろい。笑

後半は、マジで目が離せなません。さすが、ストーリーブランディングの生みの親です。

王道パターンと思わせたところで急展開を持ってきて、最後まで心をひきつけます。

名言

  • おいしいけれど、つまらない P95

さいごに

ビジネス小説で、おもしろさは上位です。

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