マーケティング本
地獄の毎日書評

書評

• 値上げの９割は、承諾され、依頼数まで増える

儲けの9割は「値決め」で決まる!
著者：西田 順生
出版：2012年8月
長さ：206ページ
出版社：中経出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、儲けが出る値決めの方法を解説した本です。

儲が出ているトップ５％の企業には、「値決めのルール」があります。

それは、６つのルールを行った結果、値上げは承諾されやすくなり、依頼数まで増える現象になったということです。

【このような方におすすめ】
・値下げを検討または実行した方
・クーポンで集客している方
・売り上げを上げたい方
・コストを下げたい方
・値下げで新規を獲得している方
・新規は増えても儲けが出ない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者のコンサルタント歴が16年になって本書が発売されました。収益の改善を行っており、１年で営業利益が3.1倍にもなったこともあるようです。

本書を読むと、どうなるか。

本書の内容

社会では、原材料費の高騰、電気ガス水道の値上げ、増税に設備投資費の増加など、経営を圧迫することが増えました。

我々に残される道は２つです。

「値上げせずにさらなる苦しい経営状況をつづける」
「商品に価格転嫁する」

値上げをしなければ、つぶれるのを待つしかありません。そうなると価格転嫁の道しかありません。

ただ、値上げをすると「仕事がなくなるかもしれない。」という不安があります。そのときに本書で紹介される「値決めのルール」をつかいます。

それは、著者が提唱する「裏の売価の６条件」です。

①スペック
②サービス
③数量
④時間
⑤値引き（入金）
⑥現物

「値上げする」→「承諾される」→「依頼数まで増える」

という好循環をつくり出してます。

評価

コンサルタントの経験本です。１０年以上のコンサルティング経験があるため、事例が多いです。６つに絞っているところもわかりやすいです。

悪いところをいうなら、本書だけで値上げが成功できる自信がわかないということです。

名言

• 利益が出なければ、雇用も品質も安全も守れない　P48
  
  会社は、「売価を１％でも高く設定する努力」を怠りません　P55

さいごに

値上げをするための参考にはなります。

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