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地獄の毎日書評

書評, 良書

• ファンベースの読むべき１０の実践例

ファンベースなひとたち ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー
著者：佐藤尚之 (著), 津田匡保 (著), おぐら なおみ/漫画 (その他)
出版：2020年11月
長さ：304ページ
出版社：日経BP

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、ロングセラーのファンベースを実践した１０社の実践例を漫画と対談でまとめた良書です。

どのようなことをして、会社はファンと一緒に成長して長い付き合いをしていくのか。１０社のレベルの高い実践例とともに学ぶことができます。

【このような方におすすめ】
・ファンベースの実践例を知りたい方
・ファンとうまく付き合えていない方
・ファンからクレーム以外の声を聞いていない方
・ファンベースを実践している方
・新しいファンの獲得方法を探している方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ロングセラーの「ファンベース」を書かれている方です。ファンベースカンパーの創始者で代表取締役会長です。

本書を読むと、ファンベースの実践例がみれます。どれも勉強になり、自社でも取り入れやすいです。

本書の内容

• ファンベースとは、自社のサービスやブランドを愛してくれるファンを大切にし、そのファンをベースにして中長期的に売り上げや価値を上げていくこと。 引用

価格や機能で選ぶ顧客が多いと、それより安かったり、品質のよいものが出たときに移り変わってしまいます。

ファンは、会社がたいせつにしている価値を理解して、商品や会社を好きになってます。だから、長く売れ続けることができます。

著者は、ファンベースをとおして、みんなをハッピーを生み出そうとしてます。

本書では、ファンベースの実践例を紹介してます。

・読売巨人軍
・カゴメ
・レタスクラブ
・ネスカフェアンバサダー
・mineo
・ユーグレナ
・ADDress
・イケウチオーガニック
・スープストックトーキョー
・里山十帖

どの企業もファンをたいせつにされており、優遇してくれる顧客よりも、会社の理念や商品の思いを好きなファンから意見をもとめ、還元されてます。

ストーリーのなかで、コアファンに商品に関わる特別なツアーをして、意見を聞くと製造者があたりまえだったことで喜んでもらえることに気づくということがありました。

実例がみれること、実践しやすいことは本書の素晴らしい点です。

評価

ファンベースを読まなくても本書でファンベースを学べます。

ただ、先に読んでおいた方が学びは多いかもしれません。私は、ファンベースを読まずに本書を読みましたが、冒頭でファンベースの解説が漫画であるので、それで十分でした。

気づき

本書でファンのたいせつさに気づきました。ファンの声といえば、クレームになるまで聞けなかったりします。ファンベースをもとに、ファンの声を聞くために積極的にアプローチした方がよいことを学べます。

さいごに

ファンベースが読みたくなる一冊でした。

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