2024/09/11 (更新日:2024/09/11)
ストーリーブランディング100の法則
- 物語の力で商品を売る良書
ストーリーブランディング100の法則
著者:川上 徹也
出版:2023年4月
長さ:232ページ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、商品を物語でブランディングして売るストーリーブランディングの本です。
物を売ろうとすると、価格、品質、広告の文言や費用で勝負しなければならなくなります。
しかし、物語はそれらの競争の場から解き放ちます。
本書は、物語の力で会社や商品に今までになかった力を100の法則にまとめた本です。
【このような方におすすめ】
・価格や品質の競争で負けている方
・顧客は満足しているのにリピートしない方
・物語をつくれない商品を扱っている方
・ストーリーをつくっても集客できなかった方
・物語で逆に売上が下がった方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、コピーライターです。ストーリーブランディングを15年もされてます。本、雑誌や講演などで伝えられました。
2008年にGoogle検索で「ストーリーブランディング」のヒットがない頃から広められたストーリーブランディングの生みの親です。
本書を読むと、物語をつくることができなかった方が会社や商品にストーリーをつくり、売上をあげることができます。
本書の内容
人がものを購入するとき、理性的な消費と感情的な消費があります。頭で買うのか、心で買うのかです。
- 理性的消費は、価格や品質による合理性で選ばれます。
感情的消費は、感情に任せて商品を選ぶことです。
たとえば、仕事の食事は受注費から食事にかける時間や食費を換算して、レストランを選定します。これが理性的消費です。
プライベートの食事は、「おいしいものを食べたい」「楽しみたい」という欲を満たすために、好きなものや食べたいものを選んで食べます。これが感情的消費です。
感情的消費は、合理性がなく理由もあいまいで支払い金額が上がりやすいです。感情的消費をうながす方法が本書で紹介するストーリーブランディングです。
評価
著者のストーリーブランディングを15年されている経歴は本物です。
第1章、第2章は、感動を覚えるほど学びしかありません。
物語の効果がすごい伝わりますし、理性的消費は物語ではない方がよいなどのデメリットもしっかり解説されてます。
マーケティングで物語は必須です。一読をおすすめします。
名言
- 物を売るな、物語を売れ! P3
さいごに
「100の法則」シリーズで最も素晴らしい本ではないかと思います。
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