2024/08/30 (更新日:2024/08/31)
マーケティング100の発想:マトリックスですべてがわかる
- マーケティング戦略をバランスよく、みえなかった戦術をみる本
マーケティング100の発想:マトリックスですべてがわかる
著者:M.マクドナルド (著), J.レパード (著), 森 尚子 (翻訳)
出版:1997年5月
長さ:242ページ
出版社:ダイヤモンド社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、マトリックス図をつかって、マーケティング戦略と戦術を立案して、自社に最適なポジショニングをする本です。
本書のすごいところは、マトリックス図でマーケティング戦略と戦術を100個も紹介していることです。
【このような方におすすめ】
・マーケティングをあまり理解していない方
・マーケティング実行のリスクを考えない方
・ノウハウの実行だけでプランがない方
・今まで聞いたこともなかった戦略を知りたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者のM.マクドナルド氏は、英国クランフィールド経営大学のマーケティング戦略の教授です。カナダの会社でマーケティング部長を長年勤め、20年間をアメリカ、日本、オーストラリアやアフリカなど、マーケティングプランニングのセミナーをされました。30冊の著書と数多くの論文を発表されてます。
共同著者のJ.レパード氏は、経営やマーケティングのコンサルタント会社の経営者です。コンサルティングをされながら、クランフィールド経営大学院の客員講師もされてます。
本書を読むと、1つの戦略に固執せず、広い視野を手に入れることができます。
本書の内容
本書では、マーケティング戦略をマトリックス図をつかって検討し、戦術を立案してます。
マトリックスとは、母体や基盤を意味しており、マーケティングにおいてマトリックス図で利用されます。
マトリックス図は、2行2列で縦軸と横軸に対象となる比較を記入します。そこから導き出される情報から最適なポジショニングをします。
本来、戦略や戦術を検討すると、効果があり、効率的な結果しか想定しません。しかし、マトリックス図をつかえば、「効果がないことを効率的にやったとき」「効果があることを非効率にやったとき」「非効率に効果のないことをやったとき」の想定ができます。
これらを競争、市場、政治、ブランディングなどで活用します。
評価
マトリックスでマーケティング戦略を学ぶにはよいです。翻訳本であるため、中古で価格は安いものの、読むだけの価値はあります。ただ、マトリックスを1つずつ説明した本という感じなので、文章は読み飛ばしながら読むことをおすすめ。
さいごに
中古は安いので読むのはありです。
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