2024/08/29 (更新日:2024/08/29)
生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座
- 大ヒットではなく、生き残る!恐ろしくおもしろい文章術の本
生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座
著者:冲方 丁
出版:2021年4月
長さ:160ページ
出版社:早川書房
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、作家として生き残るために「なにが」たいせつなのかを解説した本です。
著者は、日本SF大賞や本屋大賞などを受賞し、25年間も作家として生き残ることができました。
本書では、著者が主催する「冲方塾・創作講座」の経験から、作家で有り続けるためのシンプルな16原則を紹介してます。
【このような方におすすめ】
・ライターとして生き残りたい方
・ビジネス書の出版をしてみたい方
・ブログやWebコラムを書いている方
・急に文章がかけなくなってしまった方
・もともと作文用紙やブログ画面が進まない方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
本書を読むと、ライターとして生き残るための原則を、25年間生き残った作家から学ぶことができます。
※本書でいう「作家」は、必ずしも本を書く人に限らず、ブログやSNSのライターも入っていると思って読んでください。
本書の内容
「生き残る」とは、「大ヒットを生みだす」こととは違います。
ヒットが生まれず、作家を辞める方もいれば、大ヒットを生み出しても書けなくなって消えていく作家もいます。なぜ、作家としての成功を手に入れても、書けなくなってしまうのか?
それは、「なに」を中心に書いているからです。ストーリーやノウハウ、ジャンルなど、「なにを書くのか?」を中心に考えている方は、成功はできても長続きしません。
たとえば、「なに」を書くのか?を考えている人は、達成したいことも「なに」で考えてます。成功してお金がほしいだったり、表彰されたい、ちやほやされたいなど。「なに」の目標が達成されると、次の「なに」がないので、文章を書くときも「なに」が思い浮かばなくなります。そして、書けなくなるのです。
作家として生き残るのは・・・
評価
恐ろしくおもしろいです。
文章を読んでいて、興味と関心を抱かずにはいられず、引き込まれます。本業が作家で副業で講座などのビジネスをされているから、本物の作家の実力とビジネスを知る両方のバランスが取れていて、余韻に浸ってます。
名言
- 最初の一行を書くわくわくと、最後の一行を書く達成感を、死ぬまで味わい続けたいから書く P18
人は、ものごとを見たいように見ます。つまり、ほとんど見ていないということです。 P28
さいごに
作家として、生き残ることに確信を持つ人がなにをしているのか?P38はぜひ読んでほしい。
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