マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 有益

• プロがつかうフレーズのトレーニング本

マネするだけで「文章がうまい」と思われる言葉を１冊にまとめてみた。
著者：山口 拓朗
出版：2022年11月
長さ：232ページ
出版社：すばる舎

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、コピペするだけで知的にみえたり、好印象を与える文章を書けるようになる本です。

著者がフレーズのテンプレートを提供してくれてます。その型どおりに伝えたい文章を入れれば、文章力のある文章が書けるようになります。

たとえば、下記の文章のように「」の中にあるフレーズに合わせて文章を入れれば、出来上がります。

• ・「たしかに」空白は大切。「しかし、」埋めることもよい
  ・「簡単にいうと」文章術はとても大切
  ・「前者は」ノウハウが大切だという。「後者は」練習が大切だという。
  ・「つまり」文章術は大切であるということ

25年以上のライティング歴のある著者がいつもつかう文章のフレーズをまとめてくれました。

本書は、2022年11月出版で2024年8月にAmazonの「論文作法・文章技術の売れ筋ランキング」で突如１位になった本です。

【このような方におすすめ】
・文章力が伸びなくて困っている方
・文章術の本で成果にならなかった方
・文章の言葉数を増やしたい方
・文章に変化を持たせることが面倒な方
・文章力を上げるトレーニングをされたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者がすごい人です。伝える力【話す・書く】研究所の所長でライティングとインタビューアーを専門とされてます。

2016年に400万人のアクティブフォロワーを中国企業から紹介され、北京など6都市でライティングの養成講座を26期開催。25冊以上を執筆されており、中国、台湾、韓国など海外でも20冊以上が翻訳されてます。

日本だけでなく、世界に通じているライターです。

本書を読むと、文章のフレーズをものにして、文章力を上げるトレーニングができます。

本書の内容

文章力が伸びない方の共通点は、文章を書くための「言葉」を持っていないことだと著者は指摘してます。

そのため、さまざまな用途でつかえて、広い意味の性質を持つ「フレーズ」を身につければ、誰でも人の目を惹く文章やわかりやすい文章を書くことができるようになります。

そのフレーズを２５年以上のライター歴のある著者が提供してくれてます。

・基本フレーズ３０
・一目置かれる言葉３１
・便利な四字熟語４５
・便利フレーズ２６
・応答表現のルール

フレーズを何度も読んで、例文の模写をして、実際につかってみるとよい推奨されてます。

評価

つかいやすくて、効果の高い言葉が多いように思います。私もインフルエンサーのブログやSNSを模写しますが、それらでよくつかわれる言葉が本書ではよく紹介されているように思います。

また、本書でトレーニングを前提としていることが素晴らしいと思います。結局のところ、ライティングは練習しなければ伸びないものだからです。

さいごに

マネするだけで「文章がうまい」は、本当です。トレーニングすれば、なおのことよいです。

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