マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 有益

• 引きこもりでも成功できる「勇気の書」

人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法
著者：林 直人
出版：2022年1月
長さ：288ページ
出版社：実業之日本社

>>Amazonで購入はコチラ

• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書では、人と会わずにマーケティングで商品が売る方法について書かれてます。

著者は、15歳から30歳になるまで「ステイホーム」「ウィズコロナの新時代生活」をされてました。会わなければ売れない商品は、会わなければならないだけのクオリティであるということ。

そのような非科学的であり、本質をとらえた著者の独自の観察視点がとても勉強になる本です。

そして、心を打つような言葉が出てきます。

【このような方におすすめ】
・人と会うと疲れる方
・人と会わずに仕事をしたい方
・満員電車に乗りたくない方
・メッセージや電話で済ませたい方
・引きこもって稼ぎたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、ネット家庭教師で人と合わずに毎年１００人以上の生徒に教えてきました。生徒は、早慶上智の合格者が多数。自称「人間ぎらいのうつ起業家」ということです。

本書を読むと、人間ぎらいの生存戦略が学べます。

本書の内容

世の中の厳しいところは、「人と会いたくなくても、お金を稼がなくてはならない」ということです。

著者は、そのような方に向けて「人間ぎらいのマーケティング」を開発しました。

• ・新規顧客を獲得する方法
  ・Google広告
  ・SEO
  ・SNS
  ・紹介をもらう方法
  ・Amazon書籍販売　など

たとえば、すべての無料の動画授業で新規顧客を獲得されて、一切の営業をしないスタイルでまさにインバウンドマーケティングの成功モデルです。

評価

弱いから悪いわけではない。弱いことは、特徴であって、弱いなりの向いている仕事があることを教えてくれます。素晴らしい。

科学的で統計的なことではなく、人間ぎらいな人ならみんなが思うようなことを非科学的でも論理的に解説してくれてます。それがすごく腑に落ちます。

引きこもりに勇気を与えて、成功への一歩を導く本です。

マーケティングが人間の生きづらさを解決してくれることを提唱されてます。

名言

• 気が強い人には気が強い人なりに向いている仕事がある一方で、気が弱い人には気が弱い人に向いている仕事があります。　P19
  
  人と会わずに稼ぐには、とにかく人と直接会わなくても売れるようなクオリティが高い商品を売るしかないのです。　P24
  
  そもそも商売で人がすでにやっていることをやっても赤字になるだけなのです。　P28
  
  それなりに作ったものはまったく売れない　P53

さいごに

著者は、機転が利いて、文才があり、頭もよいです。

みんながみんなマネできるわけではなくても著者が取っている方法や視点は素晴らしいものです。

「引きこもっていて、これから仕事を始めたい方」「引きこもって仕事をしたい方」は、他の本を読むより本書をおすすめします。

学ぶことがたくさんあると思います。

>>Amazonで購入はコチラ