2024/08/17 (更新日:2024/08/17)

逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略

書評

  • 簡単にいうと「新版 クラッシュ・マーケティング」

逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略―行き詰まりを打破する9の打ち手
著者:ジェイ・エイブラハム (原著), 石原薫 (翻訳)
出版:2022年6月
長さ:260ページ
出版社:ダイレクト出版

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「The Sticking Point Solution」の翻訳本です。

2009年に「クラッシュ・マーケティング」というタイトルで実業之日本社から出版されてます。

同じ本を2022年にダイレクト出版から出ました。2020年にコロナ不況があったので、それに合わせてタイトルを変えて出版されたのでしょう。

結論からいうと、本書よりも「クラッシュ・マーケティング」をおすすめします。

内容については、「クラッシュ・マーケティング」の記事で詳しく書いてます。

本書の内容

本書は、「クラッシュ・マーケティング」とほぼ同じ内容です。要点をまとめます。

  • ・翻訳されている文章がほぼ同じ
    ・すべての文章を翻訳しているようにみえます
    ・節目に営業をかけてくるQRコードページが営業がウザいw
    ・出版タイミングがよい(コロナ後。ただ2020年代の方がよかった)
    ・クラッシュマーケティングは縦書き、本書は横書き。

評価

本書より「クラッシュ・マーケティング」をおすすめします。

「①クラッシュ・マーケティング」で「②本書の逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略」で違いを書きます。

①絶版だから値段が落ちづらい(中古で売りやすい)
②ダイレクト出版の本は値段が落ちやすい

①シンプルにまとめられている
②すべての文章が翻訳され不要文まであるようにみえる

①普通の本
②各章の終わりにQRコード営業がウザい

①ソフトカバー
②ハードカバー

上記の理由から本自体に大きな変化がないこと、不要な営業まであることから、「クラッシュ・マーケティング」をおすすめします。

さいごに

ダイレクト出版は、本が露骨な営業ツールになっているので、賛否がわかれます。

私は、本のQRコード、メルマガなど営業が多いと思いますが、出版社の新しい生き残り方だと思ってます。ダイレクト出版は、出版から始まったわけではないと思いますが、出版不況で成功している出版社の一つの例でしょう。

さいごのさいごに

ジェイ・エイブラハムの本は、定価超えしてます。唯一、クラッシュ・マーケティングだけ定価超えできていない理由は、本書があるからです。

新規購入者には、よいことです。

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