マーケティング本
地獄の毎日書評

書評

• PR（無料で宣伝）するための１８のテクニック

テレビで売り上げ100倍にする私の方法
著者：野呂 エイシロウ
出版：2009年7月
長さ：173ページ
出版社：講談社

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、不景気で商品が売れないときにコストをかけずに今ある商品を売る方法を紹介した本です。

結論からいうと、おすすめしません。

【このような方におすすめ】
・不景気で売上が下がってしまった方
・経費を余計にかけられない方
・労力やアイデアで乗り切りたい方
・時間と体力に自信のある方
・テレビや新聞など取材を受けたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、放送作家であり、コンサルタントです。そのため、マスメディアによる取材をおすすめしてます。

本書を読むと、どうなるか。

本書の内容

本書では、０円で取材を受けて、テレビに出る方法が紹介されてます。１８のテクニックは、参考になるものもあります。

ただ、興味付けの営業本です。テクニックは紹介されてますが、具体的な方法は紹介されてません。

宣伝とPRの違い

著者のたとえ話はとても参考になります。宣伝は、モーターボートでPRは、ヨットだといいます。

• モーターボートは、ガソリンという宣伝でいうと広告費をかけますが、すごいスピードで進むことができます。ヨットは、風や波を読んで進みます。それは、PRでいうなら、時代の流れに身を任せ、知恵やテクニックで進みます。

評価

テレビの取材を受けるために読む１冊目の本では、ありかもしれませんが、過去に１冊以上の本を読んだことがあれば、おすすめしません。

放送作家や出版プロデューサーは、依頼を受注することを目的として、ノウハウ本を出版しますが、残念ながら本書もその一例ではないかと思うクオリティでした。

他の方と同じノウハウが書かれているので、本書を選ぶ理由がみつかりません。

名言

• おいしいとかまずいとかマズいとか、店の雰囲気が良いとか悪いとかいう以前に「有名」であることは非常に大切なのです　p14
  
  PR活動が、他の人にできて、あなたにできないことはありません　p24
  
  プレスリリースをパソコンのプリンターで出力するということは、゛御札を刷っている゛のと同じようなこと　p36

さいごに

ただ、１冊目にはよいと思います。

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