2024/07/31 (更新日:2024/07/31)

コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌

書評, 選書100候補

  • 営業本ではない。それ以上にたいせつな人としての在り方が学べる本

コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌
著者:山岡 彰彦
出版:2024年6月
長さ:208ページ
出版社:講談社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

マジで心打たれます。営業をしているすべての方に読んでほしい本です。

本書は、営業をするために「人としてどうあるべきか?」が学べる良書です。

著者は、四国コカ・コーラ ボトリングに入社して営業を始めたものの、数々の壁にぶち当たります。本書の素晴らしい点は、著者が問題や悩みを抱えるたびに助けてくれる仲間です。思いやりのある仲間、著者の人としての在り方の素晴らしさ。

著者が日本コカ・コーラ社主催の全国セールスフォースコンテンストで第一位になったのは、「人として素晴らしい」からなったと断言できます。

本書では、営業はテクニックではない、本当の人としての関わり方が書かれてます。読んでいて圧倒されます。

【このような方におすすめ】
・すべての営業に関わる方
・営業成績が上がらず落ち込んでいる方
・売れるノウハウを探してうまくいかない方
・成績が落ちて元気が出ない方
・営業マンではない営業に関わる方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学び、そして感動がえられます。

著者は、Fランの地方私立大学を卒業して、四国コカ・コーラボトリング社に入社しました。営業所から、決められた曜日に所定のお店に訪問するルート営業からスタートしました。

有名大学卒の同期は、本社で事務仕事をしていることを横目に雨風打たれ、3ヶ月で半分が退職する営業所に通ってました。

そこから、色々な苦難を乗り越えて、全国セールスフォースコンテンストで第一位を取ります。

著者は、本書を「営業日誌」と呼んでますが、感動を覚える素晴らしい日記です。

本書を読むと、営業マンとして本当にたいせつなことに気づけます。

本書の内容

本書は、営業マンの前に人としての在り方が学べる本です。

もちろん、営業ノウハウも学べますが、人としての在り方が最初にあります。ストーリーでは、著者の人間性が素晴らしくて、契約が取れていきます。

営業ノウハウは、お客様に「安心」を与えたり「気持ちのよい取引」のためにつかわれているだけで、著者が人格者であるため、それに感動してお客様が契約してくれているストーリーです。

関わる方々が素晴らしい

著者は、営業を始めたてのとき、営業が楽しくなく、長くする仕事でもないと思っていたところで上司の土居さんから決起の言葉をもらい、営業をうまくいかせようとしたときに山根さんから読書の大切さを教えてもらい、身だしなみのための靴のきれいさを青木さんから教わりました。

素晴らしいことは、コカ・コーラ社で関わった方々から教えてもらったことをきっかけに、著者が成長していく過程がみえて、人間味があることです。

ぶっちゃけ、心打たれる場面ばかりです。

評価

「◯◯社1位が書いた営業本」は、よく出版されてますが、それらでは到底、手に入れることができない高揚感です。

本書に限っては、人として著者に及ばず、本書から営業や在り方を学ばせていただきたいと思うほどです。

名言

  • 行動は言葉よりも雄弁 P26

    人を大切にすることで道が開ける P174

さいごに

マジの良書です。

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