2024/07/30 (更新日:2024/07/30)
最強知名度のつくり方 売上98%減からのV字逆転を実現した必勝術
- 新しい時代のUSPは「知名度」
最強知名度のつくり方 売上98%減からのV字逆転を実現した必勝術
著者:西村 誠司
出版:2022年7月
長さ:240ページ
出版社:KADOKAWA
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、圧倒的な「知名度」で商品の販売を優位に進める本です。
みんなが最低限の品質が保証されているものを売っているので消費者は、違いがわからなくなってます。
品質が変わらない商品を販売するなかで、「知名度」は顧客の購入を決定する要因となります。
たとえば、同じ性能の商品のなかで「売れる商品」と「売れない商品」の違いを探してみると「知名度」の違いだったりします。
「大手だから」
「よく聞く名前だから」
「これを買えば失敗しない」
みんなが知っているから、安心して買えるのです。
【このような方におすすめ】
・有名になりたい方
・他社との違いがつくれない方
・知名度の上げ方がわからない方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、会社の社長であり、イモトのWi-Fi、にしたんクリニックの運営など、名前を聞いたことがある事業をされてます。
98%の売上減少から売上高176億円で営業利益98億円に回復されました。
本書を読むと、知名度のたいせつさがわかります。また、知名度が現代のUSPになり、商品購入の決定要因となることがよくわかります。
本書の内容
知名度を上げれば、マーケティングの問題は解消されます。
- ・売れない商品は、知られて売れるようになります。
・みんなが知っている商品だから安心して買われます。
・知名度が高ければ、高いほど売れる量が増えます。
「知名度」は、アクセス、成約率、販売数を上げていくれるのです。
本書では、「知名度」を上げるために「知られる」「覚えてもらう」というマーケティングで最も重要なことが詳しく書かれてます。
商品名または社名を覚えてもらう
海外のWi-Fi事業を立ち上げたとき、他社が取り組んだことは性能を上げることでした。アクセスできる国を増やしたり、回線速度を上げたり、Wi-Fiを小型化したり、みんなが機能面の改善をするなかで著者は、初心に帰り起業したときの苦労から「彼らより世間に知られる」ことを重点に置き、知名度のアップをはかりました。
それが圧倒的な販売数の違いとなったのです。機能性が変わらない現代で、販売数を変えるのは、「知名度」ということです。
他にも3つの事例から知名度を上げる方法が解説されてます。
評価
知名度を上げる本のなかでは、有益な情報が書かれている本です。
他にも知名度を上げる本はありますが、どれも表面的なことだけで、具体的な方法がみえづらかったり、本にするほどの内容でなかったりします。
本書は、2章で具体的な方法を、3章で知名度を上げるビジネスの考え方が学べます。
結論からいうと、方法がかなり大胆です。
名言
- 商品説明不要。名前を知ってもらうことだけに全力を注ぐ。 P52
さいごに
本書が2年で中古価格が1円になってしまったのも、商品の知名度があっても著者の知名度なのかもしれませんが、知名度の本の中では有益です。
他の本を手に取るなら、まず本書からの方がよいと思います。
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