2024/07/27 (更新日:2024/07/27)

「差別化するストーリー」の描き方 コンセプトメーカー養成塾

書評, 良書

  • Amazonで酷評されている良書

「差別化するストーリー」の描き方 コンセプトメーカー養成塾
著者:高橋 宣行
出版:2011年12月
長さ:208ページ
出版社:PHP研究所

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、コンセプトを創り出すコンセプトメーカーの人材を創出してビジネスをうまくいかせる本です。

仕事は、考えて仕事を創り出す人と、その仕事について作業をする人に分かれます。

考えて新しい仕事を創出する人がコンセプトメーカーです。

本書では、3つを手に入れることができます。

①考える力
②創造性
③変革

簡単にいうと、物事を考える姿勢が身について、新しいビジネスを創造して、世の中に変化をもたらすような人間になれるということです。

それを著者は、コンセプトメーカーと呼んでます。

【このような方におすすめ】
・いつも作業をしている方
・考える時間がない経営者
・商品にピンとくるものがない方
・うまく商品が売れない方
・他社との大きな違いをつくれない方
・日頃から考える仕事をしている
・創造することが好きな方
・クリエイティブに興味のある方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、博報堂のコピーライターでした。フリープランナーとして、企業のプランニングやアドバイスをされており、複数の本を執筆してます。

本書を読めば、考える力がつき、新しい仕事を創り出し、世の中を変える力が身につきます。

本書の内容

本書では、大手企業の商品が売れた理由がコンセプトをベースに図で解説されてます。

現代は、モノがあまっており、売れない状態であるため、なにかを変えなければなりません。その方法の一つがコンセプトづくりです。

  • ・従来のもの ✕ 困っていること
    ・他との差別化で新しい価値の創造
    ・需要に対応から創造に変える
    ・モノから心の豊かさに変わる

新しい価値を生みだすために色々なものごとの考え方を提示してくれてます。

クリエイティブジャンプ

個性的なアイデアで新しいものを創り出し、今の価値から大きな価値へとジャンプすることです。

今までの時代は、小さなクリエイティブジャンプで違いとなりましたが、みんながネットで商品を販売する時代、キッザニア、アップルストアのように他とはまったく違う大きなクリエイティブジャンプが必要です。

今いるところから飛ぶことで変革を起こすことです。本書では、詳しく解説されてます。

評価

わかりやすく、本質的で、おもしろいです。

Amazonレビューでは、酷評されてますが、考え方が身につく良書です。

読んでいても、「すごいわかる!」という場面もあれば、「へー!勉強になる!」という感じです。

Amazonで酷評をしている方は、コンセプトの達人であるため、書いてあることに学びがないか、考える仕事についていないため、実用性がなかったのではないかと予想してます。

経営者や役員、マーケッターは、考えることが仕事です。そのような方には最適な本です。

名言

  • いま、モノが売れないのは、不況とか購買余力が減ったからという以上に、「ほんとうに欲しいものがない」から P17

    変化に合わせるより、変化を創る P48


さいごに

考えることが好きな方は、効率化できます。

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