マーケティング本
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古典, 名著, 書評, 良書

• 本家「ビジネス版パレートの法則」

増補リニューアル版 人生を変える80対20の法則
著者：リチャード・コッチ (著), 仁平和夫 (翻訳), 高遠裕子 (翻訳)
出版：2018年8月
長さ：504ページ
出版社：CCCメディアハウス

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「80対20の法則（パレートの法則）」をビジネスの場に持ってきた本です。

２０年間も読み継がれ、１００万部を超え、２４カ国語に翻訳された世界的ベストセラーです。初版刊行から２０年を記念して、増補リニューアル版が出版されました。

誰でも耳にして口にもしたことがある「80対20の法則」は、「最小限の努力で最大限の成果を上げる」ために提唱されました。

• 「成果の80％は、20％の時間から生まれる」
  「顧客の20％が利益の80％をもたらす」
  「努力の20％が成果の80％につながる」

本書は、経営、戦略、商品開発、マーケティングについても書かれてます。

素晴らしい名著であるため、経営者やマーケッターは、一読をおすすめします。

【このような方におすすめ】
・仕事がうまくいっていない方
・頑張っても売上にならない方
・顧客に時間をかけても利益にならない方
・最小の労力で大きな収益をつくりたい方
・80対20の法則を詳しく知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、起業家であり、投資家であり、経営コンサルタントであり、作家です。いずれも成功をおさめてます。我々が「80対20の法則」を口にするのも本書がきっかけとなってます。

本書を読むと、「80対20の法則」を本当の意味で理解できます。そして、最小の努力で最大の成果をもたらすことができるようになるヒントが得られます。

80対20の法則（パレートの法則）とは

「80対20の法則」は、1897年にイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが発見しました。本書は、「80対20の法則」をビジネスや人生に取り入れるための本です。

世の中では、「80対20の法則」「パレートの法則」など、色々な呼び方がありますが、本書では「80対20の法則」と呼ばれます。

本書でいう「80対20の法則」とは、２０％の原因によって、８０％の結果になることを指します。２０％の最小限の労力で８０％の最大限の成果を得ることを目的に書かれてます。

読んだ人だけが知っている「80対20の法則」

「80対20の法則」は、必ずしも８０：２０というわけではないということです。

７９：２１のときもあれば、９９；１でも８０：２０の法則の一部であるということ。「少ない原因から大きな結果を生みだす法則があるので、それを活用しましょう！」ということです。

我々の世界は、想像以上に不均衡です。９０％の頑張りが９０％の成果にはならないことをよくご存知でしょう。

「80対20の法則」を意識すれば、努力や労力、投資や経費を最小限にできるということが本書で語られることです。

評価

良書であり、名著であり、古典です。

本書は、自己啓発というよりもビジネス向けです。そして、マーケティングについても多く語られてます。マーケティングがビジネスのなかで「80対20の法則」の２０％にあたるからでしょう。

みんなが知っていることでもあり、より深い知識が身につくため、マーケッターや経営者にはご購読をおすすめします。

名言

• 原因のほんの一部が大部分を決定する　P41

さいごに

「80対20の法則」が出版されたのは、３回目です。

①著者のリチャード氏が「80対20の法則」の本を最初に出版したのは、「人生を変える80対20の法則（1998/5/1版）」でした。

②「新版 人生を変える80対20の法則（2011/7/22）」が出ました。

③「増補リニューアル版 人生を変える80対20の法則（2018/8/30）」が最初の出版から20年が経ったことで本書の出版になりました。

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