2024/07/17 (更新日:2024/07/17)

今すぐ自分を売り出す1行を作れ

書評

  • 表紙とタイトルに惹かれたけど、すごく残念な本でした。

今すぐ自分を売り出す1行を作れ
著者:さわらぎ寛子
出版:2019年2月
長さ:208ページ
出版社:大和書房

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「自分を売り出す1行」をつくる本です。

あなたがなに者でなにを提供するのかを記憶してもらうためのキャッチコピーをつくります。

ビジネスの世界で「自分の名前」を覚えてもらうことは大変です。「名前=◯◯」とまで覚えてもらえたらブランディングの大成功です。

ブランディングの大成功にいたるために「自分を売り出す1行」で強い印象を与えて、名前とサービスを覚えてもらいます。

【このような方におすすめ】
・主婦や学生
・これから起業や副業をされる方
・事業がうまくいっていないフリーランス
・名刺交換のあと誰からも連絡が来ない方
・初対面で印象を与える個性がない方
・ファンといえるような人が周りにいない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、20年間コピーライターをされた方です。本書のノウハウは、商品を売る言葉を人に置き換えて、生み出した方法です。

本書を読むと、自分を売り出す一行がみつかります。

本書の内容

「自分を売り出す1行」は、興味を持ってもらうための言葉です。それは、相手に自分を紹介するときに一番伝えたいことです。

現代は、SNSやブログをみんなが持てるようになったので、よい情報を発信してもなかなか覚えてもらえません。そんな中で自分を紹介する印象的なキャッチコピーによって、覚えてもらい、いずれはファン化されていくのです。

本書では、「誰かの役に立ったこと」「どんな人の役に立ちたいか」「自分の資源の一覧表」など、ワークで自分自身から「自分を売り出す1行」を引き出します。

評価

読者には、本書をおすすめできません。

表紙とタイトルから、かなりおもしろそうで期待しましたが、ライティング技術というより、自分自身から一行を引き出す自己啓発です。

学生や主婦、事業がうまくいっていないフリーランサーのような実績のない方には、勉強になって一行がみつかるかもしれませんが、事業を営む人は他の本を探した方がよいです。

書かれている内容もあたりまえのノウハウしか解説されていないこともあります。

また、実績のない自分自身から引き出しても、自分に視点の当たったであるため、実行したとしても実用的ではないように思います。

なにも実績がなかったり、自分自身のことをよく理解していない方にはよいかもしれませんが、当ブログの読者のようにマーケティングの最前線で活躍する方は、他の本をおすすめします。

さいごに

なぜ、残念に感じたかはライティング技術が少なかったからかもしれません。

自分自身を深堀りする内容ばかりで、ライティング技術が少なかったことかと思います。これは、著者が選んだ読者の違いと思います。

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