2024/07/15 (更新日:2024/07/15)

不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術

書評, 有益

  • 心の病気を持ったライターの教科書

不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術
著者:山口 恵理香
出版:2019年7月
長さ:256ページ
出版社:自由国民社

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

マーケティングやライティングは、ひとり作業がつきものです。

ひとり作業 = 心の病気との戦い

大げさなように思うかもしれませんが、エンジニアやライターなどフリーランサーはみな、心の病気にならないようにセルフケアをたいせつにしているのです。

心の病気持っている方だけの話ではありません。テレワークをきっかけに1日中ひとりでいたり、仕事で役に立てない自分に嫌気がさして、うつ病やノイローゼになる方もいます。

詰め込んだ仕事による忙しい毎日、高圧的な態度を取る取引先、顧客による度重なる依頼変更など、このようなことがつづけば、誰しも心の病気になりえるのです。

本書では、適応障害の著者によるライターとしての心の病気の付き合い方が自伝とノウハウで解説されてます。

【このような方におすすめ】
・適応障害の方
・心の病気を持っている方
・ライターの方
・家でひとり作業が多い方
・仕事をうまく完了できない方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、いじめをきっかけに不登校となり、14歳で適応障害と診断を受けました。27歳で年収700万円のフリーランサーとなりました。

月300本の記事を書き上げる人気ライターです。

  • 生きづらさが原動力は、「私らしく生きる。私らしく働く」です。

本書を読むと、ライティング技術はそこまで身につきません。しかし、どのようなペースで書くべきなのかなど仕事の完了スピードをコントロールできるようになります。

本書の内容

本書は、自伝+ライターの仕事術の本です。マーケティングの本から少し遠いので書評するか迷いましたが、心の病気を持つライターの自己啓発書として有益であると考えたため書き上げました。

本書は、Chapter1は自伝による過去の出来事です。Chapter2から仕事術に入ります。

・最初は「書かせてください」と直談判
・1日も休まない。必ず1本は書く ←おすすめ
・情報収集や勉強は、すべて平日に
・平日欠かさず書店に通い、アイデアを探す・言葉を磨く
・書いて書いて書きまくる毎日を諦めずに継続する
・月に1回、ホテル合宿をする など

このように、文章術の効率化をはかる手法が紹介されながら。

  • ・打ち合わせは「11時以降」に設定する
    ・体調不良に理解のあるクライアントを探し求め続ける
    ・生理前は無理をせず、お昼から執筆スタート
    ・毎月1週目は、自由に過ごしていい1週間 など

心の病気とライティングの仕事とのうまい付き合い方が書かれてます。

これらは、本当にそのとおりで、私も同じように気をつけているものばかりです。

心の病気をされたことがない方もなにがきっかけで発症するかわかりません。日頃からの心と身体のケアが最高のパフォーマンスにつながります。

評価

どのノウハウも考え方も、かなり共感!という印象です。

「これからフリーランサーになる方」「ひとり作業で心が落ち込みかけている方」「すでにうつになってしまった方」は特に読んだほうがよいです。

解決策がみつかります。

さいごに

仕事術の本なので一度は取り上げないようにしようと思いました。しかし、ライティングのリサーチやパフォーマンスアップに関することが多くはありませんが書かれてました。

また、心の病気との付き合い方として、これからフリーランサーになる方のよい教科書となると思ったため、取り上げさせていただきました。

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