2024/06/28 (更新日:2024/06/28)
お客は自分が欲しいものをわかっていない。
- この本、あなどれない。未来のマーケ予測的中
お客は自分が欲しいものをわかっていない。
著者:齋藤 孝太
出版:2012年12月
長さ:189ページ
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
ぶっちゃけ、冒頭を読んでハズレだと思いました。
本編から勉強になりますし、著者の未来予測力が高い。
本書は、42個の消費者心理をマーケティングに適用する方法を解説した本です。
学びがあり、有益でした。
【このような方におすすめ】
・消費者の心理を学びたい方
・手軽にまとめられたノウハウを知りたい方
・すぐに実践できることをみつけたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、独立して8年で7200人以上を指導されるマーケティングの教育をするコンサルタントです。
本書を読むと、すぐに実践につかえるマーケティングノウハウが手に入ります。
本書の内容
42個の消費者行動は、どれも勉強になります。
40や100といった数で押し切るとき、8割は知ってたりしますが、本書は42のほとんどが勉強になり、知っていても、再考できるような解説でした。
評価
本書を開いてすぐに「売るセンス、売れる商品、サービスをつくるセンスを磨きましょう」という理解に苦しむ文章から始まりました。
タイトルから読み取れるように少し上から目線で序文を読んでいたとき、「うわっ。これハズレだ。」と思いました。
導入文も文章が読みづらく、ノウハウの解説に入ると、「気遣い」についてよくあるリッツカールトンやファーストクラスの例が出てきて、「あたりまえのことしか書いてない本だ。」と思いました。
しかし、42個を読み進めていくと・・・
現代のマーケノウハウがてんこ盛り!
「個人の感覚」や「共感」、「推し(ピュア純度の心理)」、「楽しく働く」など、2012年では時代を先取りし過ぎているノウハウが書かれていました。
たとえば、楽しく働くというとYouTubeの「好きなことで、生きていく」ですが、これは2014年です。明らかに2024年の現代でみんなの話題となっているノウハウがまとめられているのです。
2012年の段階でここまで未来のマーケティングを正確に予測していた人はいなかったです。
さいごに
今年、一番のハズレかと思ったら、当たりだった本です。
すごい当たりというわけではありませんが、手元に残しておきたい本です。
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