マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 有益

• ・本書で売れる材料が見つからないはずがない！

ライティングは「宝探し」　売れる文章の作り方、買いたくなる理由の見つけ方
著者：谷本理恵子
出版：2024年4月
長さ：224ページ
出版社：エムディエヌコーポレーション

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、「売れる文章の作り方」と「買いたくなる理由の見つけ方」を解説した本です。商品が文章で売れるまでの過程を宝探しにたとえられており、その流れは大変勉強になります。

著者のライティング技術は素晴らしいものですが、その中で最も効果があるのではないかと予想することがインタビューです。今までの著書で何度かインタビューについては触れられてきましたが、本書で誰に何を話し、どのような会話が行われるかまで詳しく書かれてます。

まず本書の内容を実践して成果があがらないということはないと断言できます。しかし、顧客へのインタビューもそうですが、めんどうだと感じるかもしれません。

成果になることほど、めんどうなことである

インタビューは、めんどうくささや、億劫になる気持ちもあるかと思いますが、それらを打ち消してくれるようなことも書かれてます。

とにもかくにも、ライティングで今より成果をあげたいなら、本書の実践です。

【このような方におすすめ】
・文章でモノを売りたい方
・売れる文章の書き方がわからない方
・ネットで商品が売れ始めている方
・ネットでたくさん商品が売れている方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、選書100冊に選ばせていただいた「プリンセス・マーケティング」や「ネットで「女性」に売る」など、数々のベストセラーを執筆されてます。

本書を読むと、商品を売るための文章の書き方から、見込み客が反応するキーワードがみつけられたり、本格的に成約するための文章を書けるようになります。

本書の内容

売れる文章を書く人は、商品を買いたくなる理由をしっかり準備してから文章を書き始めます。

著者は、過去の著作からもインタビューについて触れてましたが、本作で誰と、どういう会話をして、どれぐらいの時間を話すべきかなど詳しく書かれてます。

商品を買ってくださった顧客はいつ心を動かしたのか？また、その理由はなにか？それが新規客が反応するキーワードとなります。

インタビューは、めんどうでやりたくないことです。しかし、本当に効果があることも事実です。インタビューしてみると、思っていた購入理由とまったく違う回答をもらうことはしばしば。

顧客からの意見をもらうと、顧客に寄り添った文章が書けるようになります。

また、本書で著者のやり取りや、その方法を読んでいて、顧客との距離感が近いものであると思いました。

インタビューが一方的な情報収集ではなく、インタビューされる顧客が話したいことも入っていて、良好な関係性が培われているのではないかと。

おすすめは、商品を売っている中級者

文章で商品が売れない人に向けて書かれているので、そのような方々は手に取ったほうがよいですが、個人的にはネットで商品が売れ始めた人やバンバン売ってる中級者の方が得るものが多い本だと思いました。

中級者は、本書からかなり共感を感じることも多いですし、売れる理由の見つけ方と売れない理由を学んで、思考が整理されるので、今後の活動で役立てやすいです。

さいごに

安定のクオリティ！

いつもどおり、かなり勉強になります。

これだけの出版ペースで、ライティングのカテゴリーに絞って、クオリティを維持できること。素晴らしいです。

また、次回作も楽しみにしております。

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