マーケティング本
地獄の毎日書評

書評, 有益

• 「なんで、フォロワーは多くないのにそんな売上があるの？」本書が答えます。

ファンは少ないほうが稼げます
著者：藤 あや
出版：2021年11月
長さ：224ページ
出版社：WAVE出版

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• こんにちは。さこまです。2024年1月1日から１日１冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴１４年です。ホームページ制作会社を経営してます。
  
  ブログの毎日更新で3ヶ月目に月１００万売上、6ヶ月目に１０００万円を超えました。
  Amazonランキング１００位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

有益な本であり、隠れた名作です。

本書は、たくさんのフォロワーやいいねを集めるよりも、少ないコアなファンを集まる方が売り上げは立つという本です。

著者は、コアなファンを戦略的に集めることでたった24人のファンから年間40万円のお支払いをいただき、年間960万円の売り上げを実現できると書いてます。

【このような方におすすめ】
・フォロワーが集まらなくて困ってる方
・少ない顧客ででうまくいくイメージができない方
・濃いフォロワーがすでにいる方
・フォロワーが集まったのにモノが売れない方
・少数を相手にビジネスをされたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者は、好きな顧客と、好きなときに、好きな場所で、好きな仕事ができている方です。全国5000人の営業の中でトップになったり、オンラインサロンやファンづくりのスクールをされてます。

本書を読むと、少ないフォロワーでも事業を営むために必要な売り上げが立つ方法を学べます。

本書の内容

少ないフォロワーで売り上げを上げることは賛成です。

個人事業主は、この方法の方が時間ができて、よい顧客と関わることができます。

「でも、少ないフォロワーより絶対！多い方が売り上げは上がる！」と思う方もいるでしょう。

本書で「フォロワーはたくさんいても稼げない」という言葉がありますが、たくさんいても支払う気のない無料情報を見るためにフォローしている方が増えても売り上げにならないということです。

フォロワーが少ない方がよい

たとえば、X（旧Twitter）で数万人のフォロワーがいるアカウントでも、おもしろ系の動画を転載しているだけであれば、広告をポストしても反応はとれません。

しかし、フォロワーが80人ぐらいしかいなくても、投稿をしっかり読んでいるコアなファンがいるなら、宣伝したときに商品を購入したり、シェアや紹介が起こります。

このことから、ネット全盛期の今でもコアなファンがいること。そして、「口コミ」「紹介」は最強のマーケティングであるということです。

ファンのピラミッド

本書では、コアなファン、ただのファン、フォロワーの３つに区分けされてます。先程の例でおもしろ系の動画を転載するアカウントは、フォロワーを集めており、コアなファンに昇格させることはまず、不可能でしょう。

逆に少ないフォロワーでも、関係性が近づき、熱狂的なファンとなってくれれば、十分事業は成り立ちます。

名言

• お客様は「量」より「質」である　P35
  
  コアなファンはクレーマーにならない　P35
  
  焦らず、腐らず、地道に続けること　P145

さいごに

本書は、読んでいて共感の嵐でした。そして、学びも多かったです。

私も同じ方法を取ってます。少ないコアな顧客だけを契約して、１０年以上の経営をしてます。自由な時間ができて、関わりたい人とだけ関わり、幸せな時間が増えました。

コアなファンとだけ関わることは、一人経営者におすすめな方法です。

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