2024/06/14 (更新日:2024/06/14)
たとえる技術
- 「この本は、一番くじの一発目でほしかったB賞に当たったような本である」
たとえる技術
著者:せきしろ
出版:2019年9月
長さ:256ページ
出版社:新潮社
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- こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。
ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。
本書は、伝えたいイメージを文章でたとえることで気持ちを共有するための本です。
本書のすごいところは、たとえた例文の数が多いこととセンスの高さです。
【このような方におすすめ】
・伝えようと思ったことが伝わらない方
・うまい例え方が思いつかない方
・気持ちを伝えることが苦手な方
・文章にたとえ話を増やしたい方
このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。
著者は、本を執筆している文筆家です。
本書を読むと、たくさんのたとえ方を学び、伝えたい気持ちを共有できるようになります。
本書の内容
表紙にお地蔵さんがおかしなものを被ってます。ソーラーパネル、さかなクンの帽子、赤白帽のウルトラマン被り、ゾウさんジョウロ。本書は、そのようなユーモアあり、ときにニヤニヤしてしまうほど、笑いが起こるおもしろい本です。
なぜ、文章でたとえ方が必要なのかというと、相手に伝えたいことの理解をもたらすためです。
思っている感情を伝えられるようになる
たとえば、奇跡が起こったことを表現したいとします。すると、「奇跡が起こった!」「すごい確率の低いことなのに叶った!」といわれても「ふーん。すごいね」となってしまいます。
これを「試しに出したマーケティングで3倍に売り上げが上がったような奇跡!」というとその凄さが伝わります。「たとえる」とは、そういうことです。
誰でもたとえられるようになる!
本書では、1つの例題に対して、複数のたとえ方が紹介されてます。例があるので、たとえるコツがつかみやすいです。
また、カテゴリーを変えることでたとえる幅を広げられます。例として、現在、過去、未来や町、日本、地球、宇宙のようにカテゴリーを変えて文章をつくるイメージです。
これらは、ビジネスの場でも全然つかえます。営業、セールスレター、SNSのポスト、ブログでも幅広くつかえて、読者に今までとは違う印象を与えられます。本書はなかなかおすすめできる本です。
さいごに
絶版になってる素晴らしい本です。
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