2024/06/01 (更新日:2024/06/01)

原稿用紙10枚を書く力

書評, 有益

  • 毎日4000文字を書けるようになる本

原稿用紙10枚を書く力
著者:齋藤 孝
出版:2007年2月
長さ:200ページ
出版社:大和書房

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、原稿用紙10枚分にあたる4000文字の書く力が身につく本です。

ビジネスの場では、ほとんどのときに文章がつかわれます。ブログ、SNS 、Youtubeの原稿に至るまですべてで書く力を必要とします。

そして、書く力が身につくと、本を読む力にもなり、考える力も身につくのです。

文章術を学ぶ前に読む本

世の中にある文章術の本は、すでに書けることが前提で書く技術について語られています。そのため、「書けるようになりたいけど、ブログ画面を目の前にすると真っ白になってしまう!」このような問題を抱えている方はなかなか解決できていないことが実情です。

【このような方におすすめ】
・執筆画面を目の前にして止まっている方
・何を書いたらよいのかわからない方
・どのような練習から入るかもわからない方
・書けても200文字、400文字が限界な方
・たくさんの文章を書けるようになりたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

本書は、未だに人気があり2023年に再販されているほどです。「原稿用紙10枚を書く力 増補新装版(2023年版)

本書を読むと、長文を書く練習ができます。少しずつ文章に慣れて、最終的には原稿用紙10枚分を書けるようになります。

本書の内容

書く力は、生きていく上で必須能力です。

そして、書く力が高ければ、販売力も上がり、人にはない能力となります。会社やチーム、取引先からも欠かせない人材となるでしょう。ただ、現代では書く力があきらかに衰え始めています。

SNSもツイッターやフェイスブックの文章と写真の媒体からインスタグラムの写真がメインとなり、YoutubeやTikTokといった動画になり、動画でも長編から短編になりました。

ネット上だけでも人々が文字を読む時間は減り、ネットの時間が増えることで本を読まない人々が増えていきました。

負の連鎖

本を読むと、書く力が身につき、物事を考えられる人間になります。

それは、逆説もあります。本を読まないと文章を書く力は衰えます。書く力が衰えると十分に考えてアイデアを練り込むことができなくなるので、意見が受け入れられづらくなります。

そこで、読書もたいせつですが、書くことの重要性が説かれているのです。

とにかく書く

本書では、書くことを走ることのたとえてます。

日頃から走っている人なら5キロ、10キロは走り切れます。しかし、まったく走らない人が今日から5キロ、10キロを走れるでしょうか。それはなかなか難しいことです。

それは、書くことも同じで日頃からたくさん書くことで、いざというときに4000文字、1万文字を書けるようになります。本書では、その練習方法や書くための方法が書かれています。

名言

  • なぜ書けないのかといえば、文章を書く訓練が決定的に不足しているからなのだ。 P2

    書くトレーニングで大切なことは、量のノルマを守ることである。 P16

    よい文章を書ける人は例外なく、膨大な量の本を読んでいる。 P57

    書くことは価値の創造だ P60

さいごに

すごくよい本でした。文章術に入る前に読まれることをおすすめします。

まずは、収益を無視して、日記や好きなことを書くブログから始めて、文章を書くことになれてから収益化に入ることはありだと思います。

挫折してやめるより、時間をかけても楽しさを感じられた方がよいです。

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