2024/05/31 (更新日:2024/05/31)

売る力 心をつかむ仕事術

書評, 有益

  • 世界一の店舗数を誇る、セブンイレブンの売る力とは!?

売る力 心をつかむ仕事術
著者:鈴木 敏文
出版:2013年10月
長さ:246ページ
出版社:文藝春秋

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  • こんにちは。さこまです。2024年1月1日から1日1冊のマーケティング書評ブログを始めました。マーケティング歴14年です。ホームページ制作会社を経営してます。

    ブログの毎日更新で3ヶ月目に月100万売上、6ヶ月目に1000万円を超えました。
    Amazonランキング100位以内のマーケティング本を参考に記事を読んだあなたが実践できて、豊かになる方法を伝えます。

本書は、セブン&アイ・ホールディングス会長兼最高経営責任者(名誉顧問)が書いたセブンの売る力の本です。

セブンイレブンといえば、全世界で8万3000店舗を超え、年間は営業収益は億を超えて、兆の単位で数えられます。

全世界で爆発的に増えたセブンイレブンのマーケティングは、他にはない秀でたものがあります。

その売る力を本書では語られています。

【このような方におすすめ】
・瞬発的に顧客を集めたい方
・顧客をコンビニのように習慣的に立ち寄らせたい方
・店舗数を増やしたい方
・40代以上の地に足ついた営業をしたい方
・ロングセラーが生み出される理由が知りたい方

このような方々は、本書をお手にとってみられると、気づきや学びがえられます。

著者の詳細は、「鈴木敏文の経営言行録」の書籍のご紹介でまとめております。

本書を読むと、なぜセブンがあれだけ成功しているのかを知ることができます。

本書の内容

売る力とは、商品を高い価格で売ることや販売した数が多いことに「売る力がある」といわれます。しかし、それは売り手目線の売る力です。買い手目線の売る力とはなにか?

  • お客様に「買ってよかった」「食べてよかった」「来てよかった」・・・・と思ってもらえる力ではないかでしょうか。 P7

物が少ない時代から、物が溢れる時代に変わり、売り手市場から買い手市場に変わりました。それは、マーケティングにおいても、お客様の立場になって考えるように変わったのです。

売る力とは、お客様の立場に立つこと。お客様の立場になり、喜んでもらうにはなにをするべきか?

そこには無数の方法があります。セブンは、どこよりもお客様の喜ぶこと、助かること、役に立つことを考えて、実行してきたと世界一の店舗数であることからそういえるでしょう。

名言

  • 「昨日の顧客が求めたものを明日の顧客に提供してはならない」 P41

    真の競争相手は絶えず変化する顧客ニーズである。 P116

    「明日の顧客」のニーズは目に見えない。 P118

さいごに

一度は読んでおいてよい本!

50代を超えた大企業経営者の本は、30、40代のIT経営者のマーケティング本とは違う人々に焦点を当てた販売方法が書かれています。

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